小此木内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年3月2日

(平成30年3月2日(金) 8:37~8:42  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 私から1点ですが、平成28年4月に発生しました熊本地震から、間もなく2年となります。明日の3月3日土曜日に私、熊本地震の被災地を視察いたします。被災地の現状を自らの目でしっかりと確認をしてまいりたいということとともに、被災された方々の話を改めてよくお伺いをして、地震からの復旧・復興など、今後の対応に生かしてまいりたいと考えております。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)共同通信の井澤です。
 先月27日に内閣府のホームページ上で公表された災害情報アーカイブス検討会の報告書についてお聞きしたかったんですけれども、3年前の初会合のときは、国がその大規模災害アーカイブスを構築すると、そういった案が大きく示されたんですけれども、報告書にはそういった今回記載がなくて、その理由をお聞きしたいのと、あと、内閣府として今後アーカイブスにどういうふうに関わっていくのか、そのお考えあればお教えいただきたい。
(答)検討会第1回を開催したのは平成27年2月以降と聞いています。東日本大震災や熊本地震なども踏まえ、宮城、岩手、熊本、各地でアーカイブが構築されてきたと承知しています。
 各地のアーカイブの構築により、各アーカイブの情報を一元的に検索できる国立国会図書館のアーカイブの機能充実が図られてきたという認識ですが、いわゆる機能は充実してきたということで、国として内閣府の防災当局といたしまして、その充実してきた機能をもとに、これはよく我々言ってますけども、また、いろいろ被害に遭った被災を受けた方々に対して、そういう方々も、私たちも教訓にしなきゃいけないということを言ってますので、より確かに、より容易にといいますか、教訓から受けたいろんなものを多くの方々に発信のできることが、更にできていくのではないかなと、そうしたらそれをしっかりと使っていくということが私たちの思いであり、一人でも多くの皆さんに二度とあってはいけないという、災害ですからこれは難しいですけれども、防災という意味で減災という意味では、多くの皆さんに伝えたいという気持ちで今、こういうものを駆使していきたいということだと思います。
(問)NHKの山田と申します。 
 G20の開催地が大阪、関係閣僚会合の検討も今進んでいらっしゃるかと思うんですけれども、警備体制を始め、国家公安委員会委員長としての御所感があればお願いします。
(答)先般、G20の開催の場所が、首脳会合は大阪、財務大臣会合は福岡ということに決定をしました。首脳会合については、これはいつも申し上げていることでありますけれども、大阪府警中心になりますが、警備の体制をしっかり整えていく、各国からの、あるいは国内も含めて、当然ですが情報収集して分析をする、また水際対策、こういったことについて、より強い思いを持って進めていくということだと思います。
 各国の首脳はここに一堂に会して、これからのことを、重要なことを会議するわけでありますから、多くの皆さんが注目されてるところだと思います。しっかりとその会議が成功裏に進められますように、警察の皆さんにはしっかりとした、先程申し上げた観点から、警備をしていただきたいと、このように指導してまいりたいと思います。

(以上)