小此木内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年2月2日

(平成30年2月2日(金) 8:33~8:36  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 私から雪についてですが、関東では昨夜から雪となりました。明日から来週にかけて、強い冬型の気圧配置が続くため、北日本と東日本・西日本の日本海側を中心に降雪量がかなり多くなり、大雪となるおそれがあります。また、平年より気温の低い状態も、しばらく続く見込みです。
 この冬には、除雪作業中の事故による人的被害や、広域での断水などの被害が既に発生をしているところですが、来週にかけても、大雪や路面の凍結による交通障害、水道管の凍結などに注意が必要です。
 大雪のおそれがある地域では、時間に余裕をもって行動していただくとともに、孤立のおそれがある地域では、食料、水、燃料等の備蓄、通信手段の確認などの準備をお願いします。
 また、除雪作業を行う際には、安全確保に十分注意をお願いいたします。最新の気象情報に注意して、身の安全の確保を最優先に行動していただくようお願いいたします。
 以上です。

2.質疑応答

(問)NHKの島と申します。
 任侠山口組について、主たる事務所の指定がされたということで、これまで内部対立とされてきましたが、指定暴力団指定に向けた作業が進むと思われます。大臣の所見と今後の見通し、また指定されるまで規制がかからない空白期間があると思いますが、その間の警察の取組についてお伺いします。
(答)2月1日、警察庁において、任侠山口組の主たる事務所の所在地を決定し、全国の公安委員会宛てに通報したとの報告を受けています。
 今後、主たる事務所の所在地を管轄する兵庫県公安委員会において、指定の必要があると判断されれば、それに向けた所要の手続が進められるものと承知をしています。
 指定暴力団に指定するには、暴対法上一定の手続をとることが必要であり、いずれにせよ、任侠山口組に対して、捜査、警戒等、可能なあらゆる取締り手法を駆使して、対立抗争の発生の防止を図るよう警察当局を指導してまいりたいと思います。

(以上)