梶山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年9月28日

(平成30年9月28日(金) 11:31~11:35  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 地方創生人材支援制度について、31年度の派遣について、本日より派遣者の受入れを希望する市町村の募集を開始いたします。
 本制度は地方創生に取り組む比較的規模の小さい市町村に対して、国家公務員、民間人材等を市町村長の補佐役として派遣するものでありまして、平成27年度の制度発足以降、4年間で200以上の市町村に派遣しております。また、今回の派遣から市町村にとって、より活用しやすい制度となるように、対象市町村の人口を原則10万人以下に広げるなどの見直しを行います。
 今後、各省庁や企業、大学等からの人材の募集、マッチングを経て、来年4月からの派遣を目指してまいります。本制度を是非御活用いただき、地方創生の取組を加速させていただきたいと存じます。
 2件目、国立公文書館では、お手元の資料にもありますように、9月22日から11月4日まで、平成30年秋の特別展「躍動する明治-近代日本の幕開け-」を開催しております。今回の特別展では、今年が明治元年から数えて満150年の年に当たることを記念して、廃藩置県や我が国初の鉄道開業など、幅広い層になじみが深く、教科書にも採用されている事柄を取り上げつつ、「大日本帝国憲法」など、貴重かつ著名な資料を中心に充実した展示を行っております。本日、私も見てまいる予定ですが、メディアの皆様にも是非、国立公文書館に足をお運びいただければと思っております。
 いずれも詳細については事務局にお尋ねいただきたいと思います。

2.質疑応答

(問)内閣改造のことでお伺いしたいのですけれども、今報道で石破元幹事長や石破派の齋藤大臣を閣僚に起用しないというものが出ていますけれども、梶山大臣は2012年の総裁選で、石破元幹事長を支持した経緯もありますが、今回どのような挙党体制が望ましいとお考えでしょうか。
(答)それを決めるのは総理御自身だと思います。私はコメントする立場にございません。
(問)もともと初代の地方創生大臣は石破元幹事長で、総裁選でも石破元幹事長は地方創生への強い思い入れを語っていらっしゃったのですけれども、今後その石破元幹事長に期待される、地方創生における役割というのは、どういうふうにお考えでしょうか。
(答)地方創生は地方創生担当大臣が中心に行うものでありますので、内閣の方針に従って、そういったものを深掘りしていくということだと思いますし、第1次の総合戦略が今4年目に入っているところですけれども、これは2060年に1億人維持と、あと経済の成長率1.5から2%を目指すということでやっているので、しっかりと息の長い取組だということで、その時々で予算の上下があったり、また取組の強弱があったりするものではないと思っておりますので、そういった視点で今後も続けていくべきものと思っています。

(以上)