梶山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年4月24日

(平成30年4月24日(火) 10:46~10:52  於:中央合同庁舎8号館1階S106会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)財務省の福田次官の辞任についてコメントをお願いします。
(答)私からは特にコメントすることはありませんけれども、やはり国民に対して行政の信頼、またいろいろな意味での信頼をなくしたことも事実でありますので、しっかりと受け止めて様々な課題に臨んでまいりたいと思っています。
(問)福田さんはセクハラの事実を否定していますが、この点について大臣はどう思いますか。
(答)私も当事者ではありませんので、その点は今の時点でコメントのしようがありません。事実関係をしっかり、また当事者間、また必要な機関で明確にしていただきたいと思います。
(問)公文書管理の関連なんですけれども、この前も大臣、財務省の調査が終わってからとおっしゃっていますけど、その考え、今もお変わりはないでしょうか。
(答)変わりません。というのは、問題点を洗い出すのはやはりその調査が終わってからということになると思いますので、手前で対応することはなかなか難しいと思います。それらも含めて全ての可能性を排除せずに対応していくという方針であります。
(問)公文書に関して与野党内それぞれでいろいろと検討チームが立ち上がって進んでいると思うんですけど。
(答)これまでの問題点に関しては大体伺っております。ただ、罰則とかこれから防止のためにどうしたらいいのかという対応策は、やはり今の課題の核心をしっかりと理解した上じゃないと難しいと思います。今からどうこうということにはならないと思っていますので、そういったものも参考にしながら対応してまいりたいと思っています。
(問)週末、昨日今日出た各社の世論調査で内閣支持率が下がってしまっているんですけれども、受け止めをお願いします。
(答)数字は数字でそのとおりのものでしょうから、しっかりと信頼を取り戻すための努力を自分の役割でしていくということだと思います。
(問)安倍総理の3選への期待する声も、だんだんと調査結果では低くなってきているんですけれども、それについて受け止めをお願いします。
(答)それは私がコメントする立場にはございません。
(問)財務次官の先程のセクハラの問題に関してですね、自民党の下村元文科相がですね、隠しテープで撮って週刊誌に売るのはある意味で犯罪だと思うという趣旨の話を講演でされて、発言を撤回、謝罪されたんですけれども、この講演でですね、他にも、日本のメディアっていうのは日本国家を潰すために存在してるのかというような趣旨の発言も、その後されていて、安倍政権の閣僚経験者がですね、このような御発言をされてるんですけど、現役閣僚のお一人として受け止めはいかがでしょうか。
(答)下村さんから直接聞いたわけではありませんので、私はその件に関しては、コメントは差し控えさせていただきますが、民主主義国家として健全なマスコミがあると思っておりますし、いろいろな意見を聞くことも政治、行政の役割だと思っております。
(問)先週、韓国の国家均衡発展委員会の委員長と会談をされたと思うんですけれども、去年、相互訪問の話とかも最初出ていたと思うんです。何かそのときに出た話で今後の見通しとか、何か大臣、こういうところ行ってみたいとか、何か希望があればお聞かせいただけますか。
(答)私どもが先行した課題でして、大韓民国もいずれ少子高齢化の課題が来るということで交流を始めたということです。年に1回どちらかで会合を持って事務のやり取りもしましょうと、その他にも情報交換をしましょうということでお話をさせていただきました。
 政策についても伺いましたけれども、大体似たような政策を考えているということでありまして、その国情によってその政策もやり方が少しずつは違いますけれども、基本的には同じような感じだなということを感じました。
 いずれにしても、それぞれの地域が活力ある地域であり続けることを目標に、どうするかということを、前向きに発展的にお互いに考えてまいりたいと思っています。

(以上)