梶山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年4月13日

(平成30年4月13日(金) 8:42~8:47  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 この度、平成30年4月1日付の女性国家公務員の採用結果について取りまとめましたので報告をいたします。お手元にお配りしている資料のとおり、採用者に占める女性の割合は政府全体で33.9%、そのうちの総合職は32.5%となり、いずれも4年連続で目標の30%以上を達成しました。女子学生霞が関インターンシップや女子学生向けの説明会の実施を始めとした積極的な広報活動等が寄与したものと考えております。政府としては、採用された女性職員を確実に育成し、一人一人能力を最大限引き出せるよう、引き続き男女問わず全ての職員にとって働きやすい職場環境の整備、管理職の意識改革など働き方改革の推進、女性職員のキャリア形成支援と計画的な育成等に取り組んでまいります。
 詳細につきましては、内閣人事局にお問い合わせください。

2.質疑応答

(問)農水省の方の、例の愛媛県の文書が見つかったということですが、内閣府での調査はどのようになっていますでしょうか。
(答)農水省の件は、報道で承知をしております。農水省でまた正式な発表があると思いますけども、現時点で、その件に関するコメントは差し控えさせていただきます。
 内閣府の調査ですけれども、4月10日の火曜日の朝に報道を受けてから、私の方から当該文書が内閣府において保存されていないかどうか確認するように指示を行ったところであります。その後に同趣旨の確認作業を行うよう官房長官からも御指示を頂きました。これを受けて、内閣府では、獣医学部新設に係る規制改革事項の担当者及び幹部・管理職並びに平成27年4月当時の担当者及び幹部・管理職の全員、合わせて約30名を対象にして、今、確認作業を進めているところであります。具体的には、対象者へのヒアリングを行うと同時に、紙文書、電子ファイルの如何を問わず、当該文書の有無について事務局内部をくまなく調べているところでありますけれども、現時点ではまだ出てきておりません。しかし、どこかで打切りということではなく、徹底的に探索せよということで私から話をしております。その結果が出次第、また皆さんには御報告させていただきたいと思っております。
(問)まだ出てきていないということでしょうけれども、そういった関連するであろう文書が全く出てきていない、ヒアリングでも全くそういった話は出てきていないという。
(答)ということです。
(問)徹底的に調査ということですけれども、かといってどれだけ期間を待てるかというところで、どれぐらいの目途で。
(答)報道によると、農水省で見つかったと発表もされるでしょうから、それを受けて、ある期間をおいた上でということで、そう長い期間見つかるまでずっと調査中だというつもりはございません。どこかで区切って皆さんに報告をさせていただきます。
(問)それは今週中、もう今日あれなので。
(答)もう少し時間があった方が良いと思います。今日は金曜日ですから、今日もし発表があったとして、今日で打切りということにはならないと思いますし、徹底的にこの際、調べよということを言っておりますので、来週ぐらいの時点でとは思っておりますけれども、ただそれでもまだ短いとおっしゃる方もおいでになるかもしれないし、その辺はこれから考えてまいりたいと思います。
(問)関係者の方は一応全てお話を伺えているという。
(答)例えば地方から研修員として来られている方もおいでになるということで、全てがまだ詳細に話を聞き終わったという段階ではないということであります。ただ、事務局の内部については、しっかりと調査をしているということでして、それらが全て終わり次第、また御報告させていただきたいと思います。
(問)愛媛県の方の説明で文書が見つかってその内容と、政府の方の説明は柳瀬元秘書官が会っていないという説明が全然食い違っているのですけれども、その辺をどのように考えられますか。
(答)愛媛県の文書に関しましては、愛媛県知事が内部文書だということをお認めになっているけど、現存しないというお話になっている。報道を通じて一部内容は承知しておりますけれども、この件に関し、愛媛県の文書については、今の状況ではコメントする立場にないということでありまして、柳瀬元秘書官が以前から答弁をしたり、この件を受けてコメントもしておりますので、現時点ではそれが全てであると認識しております。

(以上)