梶山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年3月27日

(平成30年3月27日(火) 11:49~11:53  於:中央合同庁舎8号館1階S106会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)昨日、公文書管理委員会が開かれて各省庁の文書管理規則が了承されましたが、今後、各省庁でどのように運用していくのか、それの徹底というところが課題になってくると思うのですけれども、それはどういう姿勢が求められるのか、各省庁に求めることがあれば、大臣のお考えをお願いします。
(答)職員一人一人が公文書管理の重要性というものを意識していただくということなのですが、そのためにもこれまで以上に充実した研修をしていく、職員一人一人に年に1回は研修を受けていただくということも含めて、公文書管理委員会の議論の中でそういう話も出ましたし、それを徹底していきたいと思っております。
(問)財務省の文書の改ざん、書き換えの問題を受けて、政府全体で見直しを進めていくという話がありますが、まだ財務省の検証は済んでいないと思うのですけれども、スピード感という点は大臣、どのようにお考えでしょうか。
(答)今のところは調査解明の推移を見守るということで、今の時点ではあまりにも遅いという段階ではないと思います。いずれにしましても、全体の見直しをするにしても、何があったのか、何が問題であったのか、そういうものを洗い出しした上で対応していかなければ的確な対応はできないと思っておりますので、繰り返しになりますけれども、今、財務省において調査解明をしている、その結果を待ってしっかりと問題の洗い出しをして的確に対応していきたいということであります。
(問)大相撲の貴乃花親方が先週23日に内閣府に提出していた告発状を取り下げる意向を報道関係者に示しました。貴乃花親方からこの取下げの連絡は既にあったのでしょうか。
(答)先週でしたか、この記者会見の場で突然お尋ねがあって、承知してないというお話をしたと思うのですが、確認をしましたところ、貴乃花親方からそのような連絡は受けていないと、現時点では事務局は受けていないということであります。
(問)レスリング協会の関連ですが、前回の会見のときには聞き取りを行っている段階という話でしたが、その後進捗があれば教えてください。
(答)進捗はしているはずですけれども、今聞き取りを行っている状況、それらを基に委員会にかけていくということですので、今聞き取りも含めて調査をしている最中であるということで御認識いただければと思います。
(問)今それこそ改ざんの関係で佐川前長官が受けられていますけれども、どこまで御覧になっているか分かりませんが、期待すること、若しくは御覧になられているようであれば、何かお耳に入っているようであれば、受け止め等ありましたら、現段階で。
(答)特にコメントはありません。これは先ほど申しましたように、今、詳細な調査をしている最中でありますから、その詳細な調査の結果を待って問題の洗い出し、そして的確な対応をしていく、そして政府全体で見直しをしていくということにつなげてまいりたいと思っています。
(問)財務省の調査というのは大体いつ頃までがめどということは、まだ出ていないのでしょうか。
(答)できるだけ早く可及的速やかに行われているものと承知をしております。

(以上)