第61回国際原子力機関(IAEA)総会に出席

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    IAEA総会において、北朝鮮の核・ミサイル問題における不拡散分野での対応の重要性や、
    我が国の原子力政策の中長期的な方針である「原子力利用に関する基本的考え」の策定等について、
    政府代表として演説を行いました。
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    168か国が加盟するIAEA総会の様子
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    IAEA総会会場で各国の政府代表演説を聞く松山大臣
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    日本展示ブースオープニングセレモニーの様子
    (中央:松山大臣、向かって左:天野IAEA事務局長、向かって右:高橋日本原産協会理事長)
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    米国エネルギー省ペリー長官と会談し、北朝鮮による核・ミサイル問題への対処や
    福島第一原発事故対応等について緊密に連携していくことを確認しました。
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    米国エネルギー省ペリー長官との記念撮影
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    天野IAEA事務局長と会談し、事務局長の再任について祝意を伝えたほか、
    北朝鮮の核・ミサイル問題への対処や福島第一原発の廃炉・汚染水対策、安全規制等の改善等に対する協力を
    今後も継続・強化することで一致しました。
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    天野IAEA事務局長との記念撮影
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    仏国原子力・代替エネルギー省ヴェルヴェルド長官と会談し、
    アトメアの共同開発やASTRID協力を始めとした日仏間の原子力分野での協力について話をしました。
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    仏国原子力・代替エネルギー省ヴェルヴェルド長官との記念撮影

総会及び各国との会談終了後、現地で記者会見に応じ、演説や会談でのやりとりについての質問に応える松山大臣

 平成29年9月16日から20日まで、第61回国際原子力機関(IAEA)総会への出席を目的に、オーストリア・ウィ―ンに出張しました。
 IAEA総会においては、政府代表として演説し、はじめに天野事務局長の再任に対する祝意を述べるとともに、北朝鮮の核・ミサイル問題に関し、国際社会の不拡散分野での対応の重要性を訴えました。また、我が国の原子力政策について、「原子力利用に関する基本的考え方」を策定したことを述べ、福島第一原発事故後の我が国の取組として、廃炉・汚染水対策及び環境回復の進展等について説明しました。
 また、米国エネルギー省のペリー長官及び仏国原子力・代替エネルギー庁のヴェルヴェルド長官と個別に会談し、北朝鮮による核実験及び弾道ミサイル発射について、国際社会が一体となって最大限の圧力をかける必要性、北朝鮮に対する格段に厳しい制裁措置を課す強力な国連安保理決議の採択の歓迎、今回の決議を含む関連決議の厳格かつ全面的履行の重要性について話をしました。同時に、福島第一原発事故対応の現状を説明するとともに、各国の支援について謝意を伝え、原子力をめぐる国際協力について今後も緊密に連携していくことを確認しました。
 さらに、天野IAEA事務局長と会談し、事務局長の再任について直接祝意を伝えたほか、北朝鮮の核・ミサイル問題への対処や福島第一原発の廃炉・汚染水対策、安全規制等の改善等に対するIAEAとの協力について話をしました。