松山科学技術政策・宇宙政策担当大臣 つくば市の研究機関を視察

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    ImPACT山海PM(サイバーダイン社CEO)より災害対策用ロボットの説明を受ける松山大臣
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    物質材料研究機構にてSIP-鍛造の説明を受ける松山大臣
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    産業技術総合研究所にて全固体型電池の開発現場を視察する松山大臣
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    筑波宇宙センター展示館「スペースドーム」にて「きぼう」日本実験棟模型の説明をする若田宇宙飛行士

 平成29年8月30日、松山科学技術政策・宇宙政策担当大臣は、茨城県つくば市にある研究機関などを訪問しました。
 松山大臣は、つくば市役所で五十嵐市長と面会し、日本を代表するサイエンスシティとして取り組むベンチャー・エコシステムの構築や大学・研究機関・企業の連携などについて意見交換を行いました。また、サイバーダイン社では、内閣府ImPACT(インパクト)プログラムが進める医療・介護用ロボットの研究開発現場を視察し、山海PM(サイバーダイン社CEO)より、我が国が直面する超高齢化社会に備え、人とロボット等の融合技術を開発することで貢献していきたいという話を伺いました。
 物質・材料研究機構(NIMS)、産業技術総合研究所(産総研)では、世界をリードする最先端の研究開発現場を視察し、橋本NIMS理事長、中鉢産総研理事長より、研究開発内容や、研究成果を事業化・産業化に結び付けるための産学官連携の先進事例などについて意見交換を行いました。
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、奥村理事長との意見交換の後、気候変動観測衛星「しきさい」、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の運用管制室などを視察し、JAXAの取組や我が国の宇宙開発利用に果たす役割などについて、意見交換を行いました。
 松山大臣は、今回の視察や意見交換で得たものを、今後の科学技術イノベーション政策や宇宙政策の検討に活かしていきたいと述べられました。