鶴保大臣のドイツ及びスイス出張
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マックスプランク協会会長との意見交換 -
フラウンホーファー協会会長との意見交換 -
BMW本社 視察 -
ドイツ航空宇宙センターでの意見交換 -
ヴァンカ教育研究大臣との意見交換 -
ヴァンカ教育研究大臣と共同声明の署名 -
ヘルムホルツ協会会長との意見交換 -
スイス教育研究イノベーション庁長官との意見交換 -
チューリッヒ スイス連邦工科大学 視察 -
IBMチューリッヒ研究所 視察
鶴保内閣府特命担当大臣(科学技術・宇宙政策担当)は、平成29年1月8日(日)~15日(日)の日程で、科学技術協力推進のためドイツ及びスイスを訪問しました。
ドイツでは、ヴァンカ連邦教育研究大臣や、マックスプランク協会(基礎研究)、フラウンホーファー協会(応用研究)、ヘルムホルツ協会(大規模研究)の各会長と意見交換を行いました。また、最先端の研究を推進する研究現場や、ドイツの「インダストリー4.0」を推進する企業現場等を訪問し、今後の日独科学技術協力の在り方等について議論を行いました。
このうち、ヴァンカ連邦教育研究大臣との意見交換においては、少子高齢化時代における最適な移動手段の確保やビッグデータ利活用に向けた国民理解の醸成など両国間に共通の課題が多くあることを踏まえ、日独間における新たな協力枠組の形成に向け協議していくことを確認しました。
特に自動走行システムについては、研究開発の推進に向けた両国の協力に係る「共同声明」への署名及び発表を行いました。
自動走行技術の研究開発の推進に関する日独共同声明(Joint Declaration of Intent)について
今後、今年秋から実施する自動走行の大規模実証実験への参加など具体的な協力枠組について、専門家等による協議を行っていく予定です。
また、「インダストリー4.0」の概念を生み出した「人工知能研究センター」や、その推進の中核的役割を担っている企業の現場視察をしました。
※企業現場視察:BMW本社、シーメンス本社
スイスにおいては、デルアンブロージオ教育研究イノベーション庁長官及びスイス国立科学財団理事長、さらにはチューリッヒのスイス連邦工科大学学長と、オープンイノベーションや基礎研究の成果を効果的に社会展開するための産学連携の在り方等について意見交換を行い、日・スイス間の科学技術協力等について議論しました。
この度の出張では、「第5期科学技術基本計画」で打ち出した「Society 5.0」の考え方やその実現に向けた取組等も紹介しました。
<訪問先>
ドイツ:マックスプランク協会、フラウンホーファー協会、BMW本社、
ヘルムホルツ・ドイツ航空宇宙センター、シーメンス本社、ドイツ機械工業連携、
フランホーファー実用強度構造研究所、人工知能研究所、ドイツ連邦教育研究省、
ヘルムホルツ協会
スイス:スイス連邦教育研究イノベーション庁、スイス連邦工科大学チューリッヒ校、
IBMチューリッヒ研究所