東京大学本郷キャンパスを視察

写真1
菅裕明教授の研究室(分子ライフイノベーション棟)を視察する鶴保大臣
写真2
アントレプレナープラザの活用状況について渡部俊也副学長から説明を受ける鶴保大臣
写真3
エルピクセル株式会社で意見交換をする鶴保大臣
(アントレプレナープラザ)
写真4
株式会社PROVIGATEを視察する鶴保大臣
(アントレプレナープラザ)

 平成28年12月20日、鶴保内閣府特命担当大臣(知的財産戦略担当)は、東京大学本郷キャンパス内の同大学発ベンチャー企業等を視察しました。
 最初に訪問した菅裕明・大学院理学系研究科教授からは、15年にわたる基礎研究を通じて開発されたコア技術を基盤として2006年に創業され、時価総額3100億円に達した創薬ベンチャー・ペプチドリーム株式会社の知財戦略と経営戦略(ペプチドリーム型ビジネスモデル)や、我が国の医薬品市場における現状と課題について説明を聞き、大学発ベンチャーのあるべき姿やその源となる自由な基礎研究の重要性について意見交換をしました。
 その後、キャンパス内のベンチャーインキュベーション施設であるアントレプレナープラザにおいて、渡部俊也副学長/産学協創推進本部長と、産学連携による新産業の育成や人材育成について意見交換を行うとともに、入居企業を訪問しました。
 エルピクセル株式会社では、人工知能(AI)を活用した画像解析技術による医療画像診断支援について島原佑基・代表取締役から説明を受け、技術の優位性や企業としての体制整備について意見交換をしました。また、株式会社PROVIGATEの視察では、関水康伸・代表取締役社長から開発している医療機器について説明を受け、大学における知的財産マネジメントの現状や課題について意見交換をしました。