鶴保内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年1月27日

(平成29年1月27日(金) 8:35~8:37  於:官邸3階エントランスホール)

1.質疑応答

(問)NHKの奥住です。
 北方領土についてお伺いします。今年も、2月7日の北方領土の日が近づいていますけれども、日露首脳会談も終わって、一般の関係者以外の方の国民の間では、北方領土返還に対する関心が薄れてきているのではないかという懸念も出ていますけれども、大臣として、啓発という観点で何か北方領土返還に関して、お考えのことがあれば、教えてください。
(答)おっしゃるとおり、日々そのことに頭を悩ませています。北方領土の日という、一つエポックメイキングな日があるわけですから、これを機会に何か利用できないか、何か活用できないかということを今考えているところで、まだ具体的に方向を発表するには至っておりませんが、より一層弾みをつけていかなければいかんと思います。
 これまでもホームページ等々で啓発をしてきたつもりですが、なかなか待ちの姿勢ではアクセスしてくれる方も、そう多くはならないと思いますから、今後、隣接地域の活性化協議会等々もスピードアップして、話題を提供していきたいと思います。
(問)一昨日、北海道で、北方領土の元島民で作る団体と、それから地元の自治体が集まって意見交換をする場が開かれまして、その中で、元島民の方から、墓参りの際の出入手続の簡略化に期待する声が上がったんですけれども、そういったものの検討状況というのはいかがでしょうか。
(答)今後のことだと思います。ただ、一層進めるべきだということはもう間違いないことでありまして、島民の方々の要望に少しでも寄り添えるように頑張りたいと思います。

(以上)