子供の未来応援基金支援団体視察

写真1
NPO法人アスイクで焼き菓子をつくる様子を見る加藤大臣
写真2
石巻市長より復興の様子について説明を受ける加藤大臣
写真3
NPO法人TEDICで説明を受ける加藤大臣

 子供たちの夢や未来を貧困につぶさせない。国民や企業のそうした思いの受け皿として設立された「子供の未来応援基金」。民間の方々からの寄付金でまかなわれている同基金が実際に活用されている支援活動の現場を視察するため、震災後、子供の貧困に関する問題が様々な形で顕在化し、NPO等の活動が積極的に行われている宮城県仙台市と石巻市の団体を加藤大臣が訪問しました。
 仙台市では、NPO法人「アスイク」が開設する学校以外の子供たちの居場所として開設されたフリースクールを視察しました。ここでは、子供たちがその日の活動を主体的に決めることとしており、子供たちは思いおもいに格闘技の練習をしたり、ゲームをしたり、焼き菓子を作ったりしていました。
 次に訪問した石巻市のNPO法人「TEDIC」では、トワイライトスペースと呼ばれる子供の居場所づくりをしています。ここでは勉強を教えながら、その合間に食事を提供しています。加藤大臣は、食事をしながら子供たちとたくさんの話をしました。
 視察後、加藤大臣は、子供たちが抱えている困難が多様で複雑であること、学校や関係行政機関など様々な組織がそれぞれの役割のなかで連携して、子供たち一人ひとりに関わっていくことが非常に大事だと述べました。

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