加藤内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年5月9日

(平成29年5月9日(火) 9:13~9:17  於:中央合同庁舎第8号館1階s101記者会見室)

1.発言要旨


 おはようございます。
 閣議、冒頭、特に申し上げることはございませんが、先般のベルギー、デンマークの出張について、閣僚懇で資料配付の形で報告をさせていただきました。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)NHKの伏見と申します。
 憲法改正についてお聞かせをいただきたいのですけれども、安倍総理大臣が、憲法9条に3項を付け加える形で自衛隊を合憲だと明確にするような憲法改正について御発言されたといいますか、提案されました。自民党内からも、今回の発言に対しては慎重に発言すべきだといった意見だったりだとか、あるいは、これまで自民党が野党時代に積み上げてきた議論とは少し違うのではないかといった意見も出ていますが、大臣として今回の提案をどういうふうに受け止めていらっしゃるかというところが1点と、2020年というふうな年限を区切って、総理、御発言されていますが、今後のスケジュールについても、大臣としてお考えがありましたらお聞かせください。
(答)今の憲法改正に関する考えは、総理が自民党総裁として発言をされたということで、昨日も官房長官は記者会見でそうおっしゃっておられますので、それに対して、今、大臣としてという御質問でありますから、政府としてコメントする立場にはないのだろうというふうに思います。
 その上で、憲法に関しては憲法審査会で議論をしていただいているわけでありますし、党の方でもこれまでも議論を積み重ねているわけでありますから、更にそういう議論を進めていただけるものというふうに思います。
(問)重ねてになりますが、大臣としてといいますか、一政治家としては、どういうふうに今回の総理の提案を受け止めていらっしゃいますでしょうか。
(答)ですから先ほど申し上げたように、自民党においては、もう御承知のように、憲法改正を党是としているわけでありますし、これまでも憲法改正について様々な議論が行われてきているわけでありますから、更にそうした議論を詰めて、また今回、総裁としてのお考えも示されたわけでありますから、それらを踏まえて、議論がより煮詰まっていくことを期待したいと思います。

(以上)