加藤内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年4月11日

(平成29年4月11日(火) 8:52~8:56  於:中央合同庁舎第8号館1階s101記者会見室)

1.発言要旨


 閣議での発言、また、冒頭申し上げることは特にございません。

2.質疑応答

(問)朝日新聞の平林ですけれども、昨日、推計人口が発表されまして、50年後に8800万人余りと。出生率と共に多少改善したものの、まだ政府目標に比べるとかなりハードルが高いということで、その辺の大臣の受け止めと、今後の課題をどう認識されているかお教えください。
(答)昨日も官房長官の記者会見でお話がありましたけれども、今回公表された推計では、近年の30歳から40歳代の出生率の改善も反映して、将来出生率が5年前の推計よりも高くなっております。中位でいえば1.35が1.44ということでありますけれども、そうしたことの結果として生産年齢人口あるいは年少人口も1割とか2割大きく増加はしているということだと思います。こうしたことは近年における少子化対策、そしてさらに、安倍政権で進めてきた様々な政策の成果が一定の効果を示してきているというふうに思いますけれども、ただ、こうした効果というのは一朝一夕に出てくるものでもありませんし、それから一億プランでも年々いろいろな施策を充実していくということでありますから、これからそうした少子化対策を充実していく中で、さらに、希望する時期に結婚し、希望する子供さんの数を持ち得る状況、希望出生率1.8と、こういう状況の実現に更に努力をしていきたいというふうに思います。
(問)日経新聞の三木です。
 浅田真央選手の引退についてお聞きしたいのですけれども、昨日、浅田真央選手がブログで引退を発表されました。女性のアスリートとして世界で輝くという姿を体現されてきた選手ですけれども、大臣として受け止めをお願いできますでしょうか。
(答)夜、ブログで引退を発表されたということでありますけれども、確か14歳くらいでしたかね、世界の大会で優勝をされて、日本のフィギュアを、一躍国内外においても注目され、その先頭で引っ張ってこられて、バンクーバーでは銀メダル、そしてソチでは最初のショートプログラムではたしか振るわなかったわけでありますけれども、フリーで大変すばらしい演技をされた。大変、皆さんも私も含めて感動したということを思い出させていただきました。
 そういう中で、御本人もいろいろ選手生活を続けるかどうか悩まれたことが、このブログからも推測できますけれども、そうした意味で一つの決断をされて、そしてこれから新たな夢や目標を見つけて頑張っていくということでありますので、またそうした夢、目標を設定されて、それに向かって頑張っていかれる姿をまた近々に見せていただけることを楽しみにしております。

(以上)