加藤内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年3月10日

(平成29年3月10日(金) 8:34~8:38  於:中央合同庁舎第8号館1階s101記者会見室)

1.発言要旨


 おはようございます。
 閣議での発言、また、冒頭申し上げることは特にございません。

2.質疑応答

(問)NHKの伏見と申します。
 時間外労働の上限規制を巡る労使、経団連と連合の協議について2点お聞かせいただきたいのですけれども、1点は上限時間の設定について、例えばですけれども、単月の上限時間を100時間未満とするのか以内とするか、大筋で大体方向性は一致しつつも、細かい文言で調整が続けられているような現状を大臣としてどう受け止めていらっしゃるかというのが1点と、もう1点は労使で健康確保措置や勤務間インターバルの設定について、政府に具体的な取組を求めるような内容も検討されているようでして、政府としては、労使双方から具体的にこういうことをやってほしいというような要請があった場合に、どのように対応されるお考えなのかというところ、2点お聞かせください。
(答)今、様々な報道は別途として、労使において長時間労働の是正に向けて、合意形成に向けて努力がなされているということでございまして、私も一つ一つの状況については承知をしておりません。
 したがって、今おっしゃった上限、健康、インターバル、それぞれどういう状況なのかは承知しておりません。
 また、いずれにしても、そうした合意形成がなされれば、それを踏まえて対応していくということになるのが当然だと思います。
(問)(NHK 伏見)重ねての質問になりますが、合意形成がなされればそれに向けてということなのですけれども、労使が合意した場合には、政府としても対応する用意があるというふうに受け止めてよろしいでしょうか。
(答)いずれにしても、どういう合意形成がなされたかということでありますけれども、しかし、労使が合意形成をされた内容を当然踏まえて、対応していくことは当然のことだというふうに思います。
(問)朝日新聞の髙橋です。
 務台政務官についてなのですが、辞表を提出されました。御自身の発言によるものが原因と見られていますけれども、大臣の受け止めをお聞かせください。
(答)今日、務台政務官から辞任の申立てがあって、それが認められたということは承知をしております。
 また、本人が8日、一昨日自らの政治資金パーティーにおいて被災者の心情への配慮に欠けた不適切な発言をしてしまったことへの反省ということから、自ら身を処したいという辞任ということで、辞任の申出があったというふうに承知をしております。
 いずれにしても、政務官のみならず、我々も含めて政府にある者として、常に緊張感を持って、それぞれの政務にしっかり取組んでいかなければいけないという思いを新たにして、私自身も取り組んでいきたいと思っております。
(問)重ねて朝日新聞(髙橋)なのですが、一連の発言は被災地の方の心情を逆なでするものであったという指摘もあるかと思うのですが、この点、大臣の受け止めいかがでしょうか。
(答)先程申し上げたように、私も直接パーティーでの発言を聞いておりませんから分かりませんけれども、御本人がそうした発言が不適切だということを認識されていたということだと思います。

(以上)