加藤内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年1月20日

(平成29年1月20日(金) 10:09~10:12  於:中央合同庁舎第8号館1階s101記者会見室)

1.発言要旨


 おはようございます。
 閣議での発言、また、冒頭申し上げることは特にございません。

2.質疑応答

(問)朝日新聞の髙橋です。
 働き方改革についてお尋ねします。本日から国会も始まります。一方、実現会議の方もいよいよ長時間労働の是正に向けて本格化していくと思うのですが、この長時間労働の是正については、一部報道でも60時間、80時間というような話もありますが、今の進捗状況と大臣としてはその罰則含めてどのように進めていきたいというふうにお考えでしょうか。
(答)進捗状況というか、これから正に長時間労働の是正については働き方改革実現会議で御議論をいただくということでありまして、3月末の全体の取りまとめに向かって、その問題も含めて精力的に議論を進めていきたいというふうに思っております。したがって、まだ長時間労働については、働き方改革会議で議論しているわけではありませんので、特段、今、数字等々どうのこうのという状況にはないと思います。
 ただ、これまでも申し上げてきたように、基本的に32条で1日8時間、週40時間、それを労使協定で更に残業することができるということで、いわゆる36条が設けられているわけですけれども、言わばそれが今、青天井に近いような状況になっているので、上限を作っていく必要性があるということは我々認識をし、その下で議論を進めていきたいというふうに思いますし、そういうことであれば、元々、今、全体として罰則規定がかかっているわけですから、当然そういうフレームワークの中で議論をしていくことになるのだろうと思います。

(以上)