加藤内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成28年10月21日

(平成28年10月21日(金) 8:45~8:49  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 おはようございます、特に私の方から申し上げることはございません。

2.質疑応答

(問)代表のTBS(難波)です。
 一部報道で、自民党が給付型奨学金の給付対象を学業要件で評定平均4以上の学生に月3万円ということで文科省と調整に入ったということなのですけれども、事実関係と現在の検討状況をお願いします。
(答)給付型奨学金の制度設計については、今年度の予算編成の中で行っていくということを既に明らかにしておりまして、今、それにのっとって関係者の中において鋭意、検討、議論が進んでいるというふうには承知しています。ただ、逐次、私のところに状況状況が報告されてくるわけではありません。
(問)大臣御自身は、評定平均が4以上ということになると対象が結構絞り込まれてくることになると思いますが、給付型奨学金の給付対象にそういった学業要件を設けることについてはどのようにお考えですか。
(答)ですから、この給付型を設定するときに、こうした給付型が必要であるということで、一方で、例えば大学に進学せずに働いておられる方もおられる、そういったバランスをどう考えるか。いろんな観点で指摘されていたものですから、そういったことを踏まえて、今、議論がなされていると思います。
(問)(NHK 伏見)一昨日、秋の例大祭が開かれている靖国神社に参拝されましたけれども、どういった思いで参拝されたかということと、海外の反応もあるかと思うのですけれども、そういった海外の反応についてどういうふうに受け止めていらっしゃるかということをお聞かせいただければと思います。
(答)靖国神社の参拝については、これまでも我が国のために自らの命を賭して対応されてこられた方々に対する思い、それから尊崇の念というのでしょうか、そういった思いを持って行かせていただいたところであります。もちろん我々、公務がありますから、公務の中で時間ができたところで行かせていただいたところであります。海外からはそれぞれ、あるいはいろんな方々がそれぞれの御主張があるとは思いますけれども、私が参らせていただいたその思いは、今申し上げたことに尽きることであります。
(問)(産経 桑原)昨日、カービーさんとお会いされているのですけれども、どういった。
(答)昨日、カービー、元のCOI(北朝鮮における人権に関する国連調査委員会)の委員長が日本に来られておられて、先方の方から是非にということだったので、私もカービー委員長が出されたCOIの報告書を確か2年前でありますけれども、これは拉致を含めて北朝鮮の人権状況に関する国際世論がこうして上がっていった大きなうねりをつくり出したものだというふうに認識しておりますけれども、おいでいただいたこと、大変有り難いということでお会いさせていただいたということです。

(以上)