山本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成28年10月21日

(平成28年10月21日(金) 8:45~8:48  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 明日、東京国際フォーラムで開催されます「ふるさと回帰フェア2016」の開会セレモニーに出席いたします。このフェアは、ふるさとでの暮らしを希望する都市住民と、それを受け入れたい地域との出会いの場を提供するもので、認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが主催し、今回で12回目となります。開会セレモニーの後、会場内を視察する予定であります。
 それからそれが終わった後から22日、23日にかけて、地方創生に関して地域における意欲のある取組、地域のメリットを把握し、今後の取組に生かすために、宮崎県を訪問する予定であります。
 いずれも詳細については、まち・ひと・しごと創生本部事務局へお問い合わせください。
 以上です。

2.質疑応答

(問)行政事業レビューに関してなんですけれども、来月、大阪、東京で行われますけれども、そろそろ対象事業の選定作業かと思うんですけれども、どういった議論を期待されているでしょうか。
(答)大体内々で詰めておりますけれども、来週ぐらいに総理、官房長官のところに報告して了解を得て、そして正式には今月末に予定している行政改革推進会議において決定しますので、お待ちいただければと思います。
(問)国会審議に関してなんですけれども、山本農林水産大臣の発言を受けて野党が反発していて、委員会の審議が進んでいない状況ですけれども、こうした国会状況をどういうふうに御覧になっていますでしょうか。
(答)ちょっと詳しいことが分かりませんので、その点についてはコメントできませんが、委員会は今日は内閣委員会、私が答弁に立つ予定でありますが、正常にやっていると思いますけれども。
(問)明日、視察されるふるさと回帰フェアについて伺いたいんですけれども、今年で12回目ということですけれども、改めてこのイベントに期待されることと、あと視察で特に重点的に御覧になりたいものとかがありましたら教えてください。
(答)これは我々が地方創生で取り組む前からこうした取組をやっていただいておりまして、我々の意図と一致するもので、大変すばらしいと思って評価しています。12回目ですが、ずっと見ていると、特に地方創生が始まった2年前から一気に相談回数が増えていまして、実績も上がっております。こうした取組、それからまた我々がやっている生涯活躍のまちとか、あるいは地域に対する情報提供、そういうものを含めて、少しでも東京から地域に移住・定住できるような動きが進めばというふうに思っていますので、今後も期待をしております。
 宮崎では、宮崎市とそれから日南市と都城市へ伺う予定です。宮崎市はスポーツ産業を通じてまちを支えておられますし、それから日南市は油津港というところでクルーズ船が大変増えていますので、そういうところの取組を、それから都城市では、私は以前にも行ったことがあるんですけれども、新福青果という農業生産法人がありまして、これが非常に画期的な農業の取組を6次産業化まで頑張っておられます。そうした取組を見ながら、知事さんや市長さん方と懇談したいなと思っています。

(以上)