松本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年2月10日

(平成29年2月10日(金) 10:41~10:45  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 大雪等への対応について、申し上げます。
 強い寒気の影響で、西日本の日本海側を中心に大雪となっております。週末12日頃にかけて西日本や東海地方の太平洋側の平野でも積雪となり、1月22日から25日にかけての西日本を中心とする大雪に匹敵するか、それを上回るおそれもあります。
 大雪等が予想されている地域の皆様におかれましては、不要不急の外出を控えるとともに、やむを得ず車を運転する際には、スタッドレスタイヤやチェーンなどを装着してください。公共交通機関を利用する際には、運行情報等を確認し、余裕を持った行動をお願いいたします。
 孤立のおそれがある地域では、食料、水、燃料等の備蓄、通信手段の確認など、準備をお願い申し上げます。
 また、毎年、除雪作業中の事故により、多くの方が亡くなられております。屋根の雪降ろしは、はしごを固定し、命綱をつけ、転落を防止するとともに、家族や近所の方に声をかけて、2人以上で作業を行っていただきたいと思います。
 除雪機による作業中の事故や屋根からの落雪による事故が多く、十分に注意をしていただきたいと思います。
 最新の気象情報等に注意して、身の安全の確保を最優先に行動していただくようお願い申し上げます。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)大雪の件なのですけれども、政府の方で、例えば省庁連絡会議を開いたりとか、政府側の対応というのは何か予定されているものはあるのでしょうか。
(答)我々が特に注意をしているというところを申し上げますれば、先月の1月22日から25日にかけての大雪は、鳥取県において約600台の車両の立ち往生が発生しております。大雪等が予想される地域においては、不要不急の外出を控えていただきたい。
 また、この冬の大雪では、1月末までに37名の方がお亡くなりになられております。除雪作業中の事故がその大半を占めております。除雪作業を行う際には、安全確保に十分注意をしていただきたいと思っております。
 今回の大雪については、これまで特段、大きな被害の報告は受けてはおりませんが、政府といたしましては、8日に関係省庁災害警戒会議を開催するなど、情報収集体制を強化し、関係省庁一体となって警戒に当たっているところでございます。

(以上)