松本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年2月7日

(平成29年2月7日(火) 8:53~8:56  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 先週の4日と5日、長崎県対馬市に出張してきましたので、その報告をさせていただきます。
 今回の出張では有人国境離島法が今年4月から施行されるに当たりまして、国境離島の重要性や地域が抱える課題などの状況を把握してきました。例えば外国漁船による無許可操業への監視・取締りなど、海上保安部の現場での領海警備の厳しい実態を聞き、領海等の保全の活動拠点として対馬が果たす役割の重要性を改めて認識することができました。
 また、人口減少により地域社会の維持が厳しい環境にありますが、一方で歴史、伝統、文化、自然など本土にはない魅力的な資源を持っております。このような資源を国境離島の強みとしていかし、定住環境の整備を図ることが重要だと思います。
 政府といたしましては、4月からの法律施行後、全国の有人国境離島地域において具体の事業が円滑に展開できるよう、国において基本方針の策定を進めるなど万全を期す所存でございます。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)共同通信の前田と申します。
 文科省の天下り問題についてお伺いいたします。
 昨日、文科省の調査班が第一弾の調査結果を公表いたしました。改めてこの問題の御所感と、大臣が所管されている各省庁に同様の問題がないかということと、あわせて引締め対策についてお考えをお聞かせください。
(答)まずは私の関わるところにおきましては、それぞれ事務的に確認をするように指示をしておりました。今般、調査が入るということに対しては協力をするようにということで対応していきたいと考えております。

(以上)