松本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成28年11月22日

(平成28年11月22日(火) 8:47~8:50  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 福島県沖を震源とする地震について述べます。
 本日5時59分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震があり、福島県、茨城県及び栃木県で最大震度5弱を観測しています。
 この地震により、福島県、宮城県で津波警報、太平洋沿岸の広い範囲で津波注意報が発表されており、これまでに宮城県仙台港、福島県相馬港など、各地で津波を観測しています。
 津波警報等が発表されている地域の皆様は、直ちに安全な場所に避難してください。また、津波は何度も繰り返し襲ってきます。後から来る津波の方が高くなることがあります。津波警報等が解除されるまで、安全な場所を離れないでください。
 この地震により、これまでに重大な人的被害などは報告されておりません。
 このような状況を踏まえ、総理から本日6時17分に、一.国民に対し、津波、避難等に関する情報提供を適時・的確に行うこと、二.早急に被害状況を把握すること、三.自治体とも緊密に連携し、政府一体となって、被災者の救命・救助等の災害応急対策に全力で取り組むこと、との指示がありました。
 政府は直ちに、官邸対策室を設置し、官邸危機管理センターに関係省庁局長級によります緊急参集チームを召集するなど、被害状況の把握に全力を挙げているところでございます。
 今後も引き続き、被害情報の把握を進め、自治体と緊密に連携を図りながら、災害応急対策に全力を尽くしてまいります。
 重ねて、国民の皆様におかれましては、空振りを恐れず、積極的に自らの身を守る行動を取っていただくようお願いします。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)具体的には、けが人の数とかはもう入っていますか。
(答)全体はまだ掌握していません。
(問)避難者数等も入っていないでしょうか。
(答)はい。
(問)閣議で具体的にどういう指示があったのですか。
(答)閣議で具体的な指示はありません。総理指示を受けて。
(問)この後、被災地に視察に行く御予定とかはありますか。
(答)今日のところはまだ情報収集に徹しているところでございます。

(以上)