石原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年5月17日

(平成28年5月17日(火) 8:32~8:34  於:官邸エントランスホール)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議で皆様に御報告するような案件は、特にありません。

2.質疑応答

(問)週末、消費税増税先送りといった報道がありましたけれども、大臣にそういったお話は入っているかということと、こういった消費税増税先送りという報道がありますが、現在の大臣の受止めと考えを改めてお願いします。
(答)そういう事実は全く承知していません。総理からも指示はありませんし、骨太の取りまとめ、また、消費税増税の環境整備に全力を傾注している最中です。
(問)舛添都知事の件ですが、政治資金の一部私的流用疑惑が持たれていて、記者会見を開いていますけれども、説明が十分でないという声も上がっていますが、この一連の問題に関して、大臣はどのように見ているかということと、一部では参院選と衆院選と併せて都知事選でトリプル選挙という報道もありますが、この見方について大臣はどのように見ていますか。
(答)都知事の政治資金の問題について、政府としてコメントは差し控えさせていただきます。私は自民党の東京都連の会長をしていますので、一般論としてお話をさせていただくとすれば、今御質問があったとおり不十分であるというならば、皆さんに納得していただけるようにきちんと説明をしていくことが、1,300万都民の生命、財産、そして、政策を担う都知事としての責任だと考えています。
 後段のびっくりするような話は、全く承知していません。
(問)猪瀬前都知事が政治とカネの問題で辞任した後を引き継いで舛添さんが都知事になったのですけれども、こういう形で政治とカネの問題がまた再び出てくることについてどう考えていますか。
(答)本質的には、政治とカネということでは同じなのかもしれませんが、事案は全く別です。いずれにしても、一般論として申し上げるならば、こういう問題では説明をしっかりとして、理解を得ることが一番肝要なのではないかと思っています。

(以上)