河野内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年11月13日

(平成27年11月13日(金) 9:33~9:38  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 私からは1件でございます。
 本日13日付で中央防災会議会長、これは内閣総理大臣ですが、から関係省庁及び都道府県に降雪季節期の防災体制の強化について通知を出します。
 この通知は大雪による住宅の被害や交通障害の発生への備えや、除雪作業中の事故防止に向けた取組を関係機関にお願いをするもので、去年までは12月の上旬に出していたものですが、去年12月上旬に四国において積雪が発生し、大規模な交通渋滞が発生したこともあって、前倒しで1か月早く通知をすることにいたしました。今日13日付で出します。
 私のほうからは、以上でございます。

2.質疑応答

(問)日経新聞の上林です。
 10時半から3日目のレビューが始まります。最初の議題が五輪関連事業ということで、JSCが取り上げられます。改めてこのJSCの問題意識を教えてもらえますか。
(答)JSCが関係競技団体にいろいろな助成金・補助金を配付するわけですが、そこについてきちんとPDCAが回っているのかどうか。それから、文科省のほうに新たにタスクフォースが設置されるそうでございますが、そうするとどっちが責任を持つのか。また、新国立競技場のようにお見合いになってぽとんと真ん中にボールが落ちるということがないように、責任体制を明確にしていただきたいというふうに思っております。
 私は警察の褒賞があるもんですから、少しおくれて参加をすることになると思います。
(問)東京新聞の新開です。
 レビューに関連してなんですけれども、今日で3日の日程が終わりまして、この後は年末の予算に、このレビューの評価がどれだけ反映されるかというのがポイントになってくると思うんですけれども、年末の予算編成が終わった後に、レビューそのものの検証といいますか、どれだけ反映されたかという自己評価みたいなものは、どうやって行われるおつもりなんでしょうか。
(答)レビューの後の取りまとめを今月末に向けてやりますが、その中には予算についての提言もありますけれども、それ以外に情報開示についてもう少し詰めなければいけないもの、その他もあるというふうに思っておりますので、予算だけが今回のテーマではありません。
 むしろ今まで公開されていなかったものを公開して、国民の皆様の前に見える化していくということが大事だろうということで、原子力なんかを取り上げておりますので、取りまとめたものがどのように予算に反映されたかというところは、何らかの形で出そうと思っておりますが、それが一義的なものだとは思っておりません。むしろ引き続き今回口火を切ったものを追いかけていくというのが大事で、それは12月の予算編成に時期的には当然間に合わないものもたくさんあると思いますので、それは来年度予算への反映ということではなくて、更にその先をにらんで、これからいろいろやっていきたいと思っております。

(以上)