地域しごと創生会議(第3回)(石川県金沢市開催)

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事例発表、有識者委員、中堅・中小企業経営者など傍聴含め約180名が参加

 平成28年2月7日(日)、石破茂地方創生担当大臣は、金沢市で開催した「第3回地域しごと創生会議」に出席しました。今回は、「地域の技の国際化(ローカル・イノベーション)」をテーマに、脱・系列取引時代の中堅・中小企業の生き残り方を巡って、石川県の小松精練による炭素繊維の建材利用、多摩川精機を中心とした長野県飯田地域の企業群による航空機ビジネスへのチャレンジ、及び北陸先端科学技術大学院大学の産学連携の取組を、また、地域社会に変革を迫る若者・よそ者の活躍の引き出しを巡って、岡山県西粟倉村の牧大介氏と福井県鯖江市の竹部美樹氏における先駆的取組を紹介、中堅・中小企業の経営者など150名が傍聴する中、5人の有識者委員を含め、闊達な意見交換を行いました。
 石破大臣は、「毎年200、5年間で1,000の産学連携プロジェクト組成を目途に、米国型やドイツ型を参考にしつつ、でも、いずれでもない日本型のイノベーション・エコシステムを、短い間になんとか作り上げたい。また、カリスマ経営者やカリスマ市長に依存しない、よそ者・若者活躍のモデルを議論していきたい」と述べました。