男女共同参画会議(第48回)

写真1
男女共同参画会議(第48回)の様子

 平成28年3月15日(火)、総理大臣官邸において、第48回男女共同参画会議を開催しました。
 会議では、加藤大臣から「女性活躍加速のための重点方針2016」の検討方針について提案がなされ、活発な意見交換が行われました。また、「重点方針専門調査会」を設置することが決定されました。
 
 会議の最後に、議長である菅官房長官から、以下の御発言がありました。
 
 「昨年末に閣議決定した『第4次男女共同参画基本計画』に掲げた成果目標を確実に達成するための初めの年であります。そのため、必要なあらゆる努力を絶え間なく行っていかなければならないと思います。
 『女性活躍加速のための重点方針2016』を、5月下旬をめどに取りまとめる予定です。その検討方針について、加藤大臣からの提案をもとに、本日、公共調達を活用したワーク・ライフ・バランス推進の本格的な展開などによる多様な働き方の推進や男性の暮らし方・意識の改革、また、「指導的地位に女性が占める割合30%目標」の達成、そのための国家公務員「女性職員登用加速化重点項目」の更なる推進など公務部門の取組加速。将来指導的地位に就く女性の人材育成策の抜本的充実、そのための保育支援体制の充実の必要性などについて御議論をいただきました。保育問題については、政府として、しっかりと責任を持って対応をしてもらいたいと思います。 各省庁におかれては、本日の有識者議員の皆さんからの御意見、さらに、今後の重点方針専門調査会の議論も踏まえ、一億総活躍の取組や、伊勢志摩サミットの関係閣僚会合の成果にも留意し、『重点方針2016』に盛り込むべき施策の具体化を進めていただきたいと思います。」

 【関連リンク】
 男女共同参画局HP