加藤内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成28年6月10日

(平成28年6月10日(金) 8:53~8:56  於:中央合同庁舎第8号館1階s101記者会見室)

1.発言要旨


 おはようございます。特に冒頭、私の方から申し上げることはございません。

2.質疑応答

(問)NHKの伏見と申します。
 拉致問題に関連してお聞かせいただきたいのですが、拉致被害者の横田めぐみさんの御両親がモンゴルを訪れて、ひ孫の方と面会をした際の写真が週刊誌を始め公表されたかと思うのですけれども、民進党の有田参議院議員が写真の公表といいますか、入手に関して関わっているかと思われるのですけれども、政府としてはこの時期にこの写真が公表されたことの意味合いであったりだとか狙いというのを、どういうふうに受け止めているかというのをお聞かせいただければと思います。
(答)今週発売された週刊誌で横田御夫妻とお孫さんにあたるウンギョンさんとの面会時の状況に関して報道があり、そのときの写真が載っていたということは承知をしております。
 ただ、週刊誌の一つのそうした報道について、その背景等についてコメントは差し控えたいというふうに思いますが、いずれにしても横田御夫妻を始めとして拉致被害者の御家族の方々、皆さん御高齢しているわけでありますから、そうしたお気持ち、そして被害者に対する御家族の気持ち、そういったものもしっかり受け止めながら、引き続き一日も早い拉致被害者の方々の帰国に向けて、全力で取り組んでいきたいと、こういうふうに思います。
(問)朝日新聞の池尻です。
 関連してなのですけれども、北朝鮮の核実験以来、日朝交渉は滞っているように見えるのですが、今の拉致問題に関しての北朝鮮との交渉状況というのはどのようになっているのか、改めて教えていただきたい。
(答)具体的な北朝鮮とのそうした会議は、この間、開かれていないというのは事実であります。ただ、我々としても一方で2月の日本独自の北朝鮮措置あるいは国連決議、そういった国際社会における圧力も含めて、そういう環境の中で引き続き北朝鮮から拉致被害者の方々の帰国に向けての具体的な行動を引き出していくべく、我々もよく状況を注視し、またそれに向けて取り組んでいきたいと、そういう努力はいろいろさせていただいています。

(以上)