加藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年3月25日

(平成28年3月25日(金) 8:34~8:37  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 おはようございます。閣議では特に発言ございません。
 1点、国土強靱化地域計画につきまして、昨日3月24日、沖縄県から国土強靱化地域計画の策定に着手する旨の御報告がありました。これによって、全都道府県において、国土強靱化地域計画の策定あるいは着手となりましたので、御報告を申し上げます。 引き続き、市区町村についてもできる限り早期に策定されるよう、国として積極的に支援をしていきたいと思っております。特に人口が多く各種機能が集中をすることなどにより、大規模自然災害による影響が甚大な政令指定都市等に、国土強靱化地域計画を策定いただけるよう積極的に働きかけていきたいと思っております。
 以上です。

2.質疑応答

(問)待機児童問題に関しまして、今日、自民と公明が総理に提言を提出して、週明けにも対策をまとめるということですけれども、保育の受皿、あと、保育士の待遇改善などを求められる中で、どういう対策にしていきたいとお考えでしょうか。
(答)今、自民党、昨日は公明党が発表されたとお聞きをしておりますが、自民党・公明党、与党のそうした御提言を頂きまして、まず当面、直ちに対応できるもの、これは厚労大臣を中心に対応していかれると。また、私の方は、春におけるニッポン一億総活躍プラン、そこへそうした各党の御提言も踏まえて、中身を盛り込んでいきたいと思っています。
(問)大臣、今日午後に、公明党に政界での女性活躍に関して申入れをされるということなのですけれども、中身と、あとは他党にも説明をされるお考えなのでしょうか。
(答)これまでも、有村大臣も森大臣も、政治分野におけるポジティブアクションの推進、理解を求めつつ自主的な取組を促すべく、働きかけを行われてきたところでありまして、また昨年、第4次の男女共同参画基本計画を決定をいたしました。それを踏まえて政府としては、女性活躍推進法に基づき、民間企業等が行う取組内容を踏まえて、女性の活躍に関する現状の把握・分析、女性候補者等における数値目標の設定や、人材育成等の取組を含めた行動計画の策定、あるいは情報開示等について自主的な取組の実施、それから、これはこれまでと同じでありますが、ポジティブアクションの自主的な導入に向けた検討、あるいは、女性議員が活躍しやすい環境の整備等について、積極的に働きかけを行いたいと思っておりまして、ちょうど国会の方との日程の、先方との都合ありましたので、最初、今日は公明党からということでございます。各党に対して、多少手分けをしながら、働きかけをしていきたいと、こう思っております。

(以上)