加藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年1月19日

(平成28年1月19日(火) 8:32~8:36  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 おはようございます。

2.質疑応答

(問)幹事社の日本テレビです。よろしくお願いします。
 昨日、国連のダルスマン特別報告者と会談されたと思います。日本政府として改めてどのようなことをお伝えになったのかということと、家族会からは昨日も強い圧力をという話があったのですけれども、改めてどう対応していくべきとお考えか伺えればと思います。
(答)昨日、ダルスマン国連北朝鮮人権状況特別報告者と約50分間話をさせていただき、大変有意義な意見交換ができたと思っております。
 私の方からは、昨今いろんなときに申し上げていますけれども、拉致問題を含む人権状況の改善に対する国際社会での機運が大変盛り上がってきている。これもダルスマンさんが特別報告者になられた、あるいは報告書を出していただいたのは、そういったことを契機にしているということで謝意を申し上げたところでございます。
 その上で、日本人の今の拉致問題の現状についてお話をさせていただきました。特に北朝鮮の核実験ということがありましたけれども、日本政府としては、拉致、核、ミサイルについて包括的な解決に向けて、北朝鮮に強く解決を求めていくということの日本の姿勢を申し上げ、併せて対話の窓を閉じることなく、しっかりと拉致被害者の一日も早い帰国に向けて、政府の責任において全力で取り組んでいきたいと。そういう意味でも、ダルスマン特別報告者を始め、国連フロントという言い方をするのですが、関係者の方々を含めて、よく連携をとって対応させていただきたいということを申し上げたところであります。
 それから、この問題については、今、国連安全保障理事会で中心に制裁について議論がなされていると承知をしておりますので、そこでの動向あるいは北朝鮮などの動きを見ながら、日本としてどういう対応をとるのか考えていくのだろうと思っていますが、ただ、拉致問題の解決に向けては、ダルスマンさんにも申し上げたように、引き続き日本政府としては全力で取り組んでいきたいというふうに思っております。
(問)ちょっともしあれでしたら恐縮なのですけれども、いわゆる国民的関心事であるのですけれども、昨日、アイドルグループのSMAPが一部解散騒動などもあった中でしたが、テレビの中で前向きにいきたいということで事実上存続等を表明しましたが、いろんな関心も高かったので、もし御所管などありましたら、よろしくお願いいたします。
(答)マスコミの報道を見ますと、昨日の会見を通じて、引き続きグループとして活動されていかれるというお話がありました。30年近い活動をされて、様々なヒットを飛ばし、中には国民的ないろんなところで歌われる歌も確かあったように記憶しておりまして、そういう意味では、そういう活動を引き続きしていただけるということは、また、国民の皆さんにとっても大変うれしいニュースだったのじゃないかと、こういうふうに思っています。
(問)閣議とか閣僚懇での御発言等。
(答)ありません。あるいはこの場で特に申し上げることはございません。

(以上)