加藤内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成27年11月27日

(平成27年11月27日(金) 10:49~10:52  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 閣議では特に発言をしておりません。
 また、拉致問題担当大臣として、明日11月28日に、茨城県水戸市において、政府拉致問題対策本部と茨城県、水戸市の共催により地方版「国民の集い」を開催し、私も主催者として参加する予定であります。
 茨城県では、昨年度に続き3回目の開催となります。拉致問題の解決のために、世論の喚起が大変大きな力となります。多くの皆さんの積極的な参加を期待しております。
 私からは以上であります。

2.質疑応答

(問)今日、総理が補正予算の編成を指示する見通しですけれども、昨日多くの対策を盛り込んだ緊急対策を発表されましたが、補正では、どの点に特に力を入れていきたいと考えていますでしょうか。
(答)今日総理から、一億総活躍の緊急対策も踏まえてですけれども、補正の編成という方針が出されました。
 昨日の対策の中においても、特に緊急に対応するものについて、まず補正の中に盛り込んでいきたいと思いますし、それ以外についても、補正あるいは当初予算、そこも含めて、その実行が図れるように、しっかり予算を確保していきたいと思います。
(問)一部報道で、低年金者に3万円を給付する策が検討されているということだったのですけれども、今の検討状況を教えていただけますでしょうか。
(答)正にどの範囲の方々に、どれだけの金額を、どういうタイミングで出すかということについて、議論がなされたというふうに聞いています。
(問)昨日出たプランに関して、財源の裏付けが、補正予算は別として、特に中長期的な視野での恒常的な財源の確保なんかを懸念する声も出ていますが、それに対しては、大臣としてはどういう姿勢で取り組まれるお考えですか。
(答)この間の緊急対策は、あくまでも当面の補正を主として、念頭におきながらつくらせていただきました。
 その中でも、補正というと翌年限りと、当年か翌年かけてということもありますけれども、これまでも基金という形で、複数年度にわたって、どのタイミングで出ていくかわからないような費用を対応してきたという事例もあります。そういったことも念頭に、まず補正においてもしっかり議論していきたいと思います。
 加えて、やはりどうしても恒常的な経費が必要なもの、特に待遇改善等は、毎年毎年一定の金額を確保しなければ実現できないわけであります。そういったものについては、これから正に来年の春に向けての議論等々の中で、しっかりと議論をしていきたいと思います。

(以上)