第5回世界工学会議開会式

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    挨拶をする島尻大臣(1)
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    挨拶をする島尻大臣(2)

 皇太子殿下ご臨席の下で開催された「第5回世界工学会議(the 5th World Engineering Conference and Convention)」の開会式に島尻科学技術政策担当大臣が出席した。この会議は「全世界の平和と経済と社会の進歩のために、工学の進展と国際交流を促進する」という目的のもと世界工学団体連盟(WFEO)が中核となり2000年からおおよそ4年に一度開催されているもの。初めての日本開催となる今回の会議では、日本学術会議が公益社団法人日本工学会、世界工学団体連盟(WFEO)、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)と共同して主催しました。
 会議の開会式において島尻大臣は次のように述べました。
 「政府は本年6月、『科学技術イノベーション総合戦略2015』を閣議決定しました。また、現在、来年度を始期とする『第5期科学技術基本計画』の策定に向けた検討を進めております。本会議では、『工学:イノベーションと社会』をテーマとして、人材の育成や持続的な成長と社会に向けたイノベーションにおける工学の役割などが議論されると伺っております。これらは政府の政策とも大いに関係する諸課題であります。私は、科学技術政策担当大臣として、人々が豊かで安全に暮らせるよう、科学技術イノベーションの発展に取り組んでおりますが、不確実性の高まる時代にこそ、官民が総力を挙げて科学技術イノベーションの実現に全力で取り組む必要があると考えおり、本会議の日本開催に大いに力を得ているところでございます。」