『阿蘇山の恵みと防災』車座ふるさとトークを開催

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「車座ふるさとトーク」では活発な意見交換が行われました
写真2
「車座ふるさとトーク」参加者一同で記念撮影
写真3
阿蘇火山博物館を視察しました
写真4
阿蘇市山上事務所職員から火山活動の状況等について説明を受けました

 平成27年8月3日、松本洋平内閣府大臣政務官は、熊本県阿蘇市を訪れ、『阿蘇山の恵みと防災』と題する「車座ふるさとトーク」に参加し、地元の商工観光関係者や農家などと意見交換を行うとともに、阿蘇山や火山博物館を視察しました。
 
 
 ○車座ふるさとトークでの主なご意見
 ・ 退避壕の老朽化の補修や、ガスマスクの備蓄に対する国の支援が必要。
 ・ 外国人にとって、噴火活動を目の前で見られる阿蘇の自然は魅力的である。
 ・ 地域・観光客が火山とどう向き合っていくのか、わかりやすく伝えていくことが大切であり、ジオツーリズム等により、情報を発信している。
 ・ 繰り返し阿蘇山噴火が起きてきたにもかかわらず、この地に住み続けているのは、温泉・水・作物といった火山の恩恵が大きいからである。
 ・ 噴火に関する報道内容に偏りがあるのではないか。報道に関する一定のガイドラインがあってもいいのではないか。
 ・ 温泉・湧水等で大きな恩恵を受けていることを学ぶ一方、作物が市場に出回らなくなる影響をもたらす噴火に対する不安はある。噴火災害を未然に
   防ぐとともに、身近な阿蘇山についてしっかり理解していくことが大事。
 ・ 阿蘇谷を流れる黒川に堆積した流木や火山灰(土砂)を取り除き、田んぼに川の火山灰等が溢れないよう防ぐことが必要。
 ・ 外国人に情報を伝えるに当たり、情報を一元化したポータルサイトや、多言語化に取り組むことが必要。