地方版クールジャパン推進会議(第6回)

写真1
挨拶する山口大臣
写真2
鳥取砂丘コナン空港について説明を聞く山口大臣
写真3
鳥取県産のスイカを試食する山口大臣
写真4
会場内の展示物について説明を聞く山口大臣
写真5
会場内に展示された会議出席者の商品
写真6
「日本きのこセンター」の関係者と意見交換をする山口大臣
写真7
「無胞子性エリンギ」について説明を聞く山口大臣
写真8
乾燥地植物の特性について説明を聞く山口大臣
写真9
乾燥地特有の乾熱風条件を再現する塩分動態モニタリングシステムを視察する山口大臣

 平成27年6月20日(土)、山口クールジャパン戦略担当大臣は、鳥取県鳥取市で行われた第6回地方版クールジャパン推進会議に出席しました。
 鳥取県においてコンテンツ・食・伝統工芸・ファッション・観光等のクールジャパンの各分野で取り組まれている方々も参加し、地域におけるクールジャパンの海外展開に関する成功事例や課題等について意見交換を行いました。
  出席者からは、地方ではメディアで報道されることが必要であり、「騒ぎを起こして宣伝」し続けることが大切等、地方ならではの発言がありました。
 山口大臣は会議後、「今回の会議の成果を地方の活性化にも活用すべく、意欲ある地方の皆さんを後押ししていきたい。」と述べました。
 また、会議の後には、鳥取県に所在する、一般財団法人日本きのこセンター菌蕈(きんじん)研究所、鳥取大学乾燥地研究センターの視察を行いました。
 日本きのこセンターでは、同センターが開発した「菌興115」による椎茸(鳥取では「鳥取茸王」として販売)や生産者の健康に悪影響を及ぼす胞子を出さない「無胞子性エリンギ」の試験栽培等の様子を視察しました。
 鳥取大学乾燥地研究センターでは、乾燥冷害地域でも豊富な油分を含むことからバイオ燃料植物として期待されるジャトロファの栽培法の開発の様子や、乾燥地特有の乾熱風条件を再現し乾燥ストレスや塩分ストレスの研究を行う塩分動態モニタリングシステム等の様子を視察しました。
 山口大臣は視察後「これらの施設は、地域の強みを活かすことで、世界で戦えるものと感じた。これらの施設が地域にあるのは大事なことで、科学技術政策として推し進めていきたい。」と述べました。