山口内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年5月19日
(平成27年5月19日(火) 8:43~8:47 於:官邸3階エントランスホール)
1.発言要旨
私からはありませんので、どうぞ。
2.質疑応答
- (問)沖縄で辺野古移設に向けた反対の集会が開かれて、3万5,000人というふうな発表がございました。政府が辺野古移設進める中で、改めて民意が3万5,000人という形で示されたことについて、振興担当大臣としての御所感はいかがでしょう。
- (答)これはあくまで報道等でもいろいろ話を聞いていますが、民間の方々それぞれ主催して行っておられることで、あえて私の方から言うことはありません。
ただ、前々から申し上げていますように、基地問題と振興というのはリンクさせないようにということで、しっかり進めていくということです。 - (問)依然として政府の考えと沖縄の考えで隔たりがあるわけですけれども、振興担当大臣として、その打開に向けた、何かお考えございますでしょうか。
- (答)まずは、より対話を重ねることによって信頼感を作っていく。そういう中から、また話合いの余地も出てくるのだろうと思うのですけどね。そういう努力を双方してほしいですね。私も当然、また機会があるたびに対話していきたいと思います。
- (問)昨日、沖縄の関係なんですけれども、沖縄の普天間基地に配備されているオスプレイと同型機がハワイの方で墜落したというのがあるんですけれども、先程、辺野古の集会の時も批判されていたんですけれども、そういう影響の中で、振興とかに何か影響があるかとか、そういう思いといいますか。
- (答)直接影響はないと思います。いずれにしても、オスプレイの件は、おそらく事故の原因調査等々、またこれからいろいろ出てくるでしょうけれども、沖縄振興に関して直接関わり、関係はないだろうと。振興は振興で、とりわけ西普天間が返還された中で、近々計画決定も宜野湾市で出されるわけですから、そこを受けて、しっかり取り組んでいきたいと思います。
- (問)また沖縄の関係で。明日になりますけれども、翁長知事が上京されて、記者会見で、外国、とりわけ外国のメディアに対して辺野古問題を訴えていこうということをされているわけですけれども、こういうふうに翁長さんが、日本政府との対話にある意味でしびれを切らして、もう海外に出ていこうと、アメリカに直接訴えていこうというふうな動きを展開されていることに対して、本来受け止めるべきである日本の政府の立場として、どういうふうにお考えでしょう。
- (答)おそらくですけれども、選挙の後だったかな、翁長知事もおっしゃっていたと思うのですね、アメリカの方にも行きたいと。その一環だろうと思います。
政府との対話は対話として、今後も継続なさるということですから、また政府の方もタイミングを計っている部分もあると思います。それはそれで進んでいくと思いますけどね、対話は対話で。
立場として、アメリカへ行くということをおっしゃっていたものですから、当然おいでるのだろうなという。淡々として受け止めています。
(以上)