山口内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年2月17日

(平成27年2月17日(火) 9:44~9:48  於:院内・内閣記者会3)

1.発言要旨

 おはようございます。

 私の方からは1点、先般、総理の方にも御説明をさせていただいたのですが、知的財産戦略本部の、昨年末に私も出席をしました検証・評価・企画委員会において、今後集中的に議論をすることとされた二つの課題につきまして、「地方における知財活用促進タスクフォース」及び「知財紛争処理タスクフォース」を立ち上げました。それぞれ2月27日、そして20日に第1回目の会合を開催いたします。

 「地方における知財活用促進タスクフォース」は、地域中小企業等と大学あるいは大企業との連携による知財活用を促進するとともに、自身の知財活用も含めた総合的な知財マネジメントを地域中小企業等で向上させるための方策を集中的に検討するものでございます。

 もう一つの「知財紛争処理タスクフォース」は、特許権等が適正に設定・保護・活用されて、イノベーション創出に結びつく環境を整備すべく、特許紛争処理システムに焦点を当てて、知財の価値を高める方向で、必要な方策を集中的に検討するものでございます。

 いずれのタスクフォースとも4月までに集中的に議論を行う予定でございます。その結果は、次の「知的財産推進計画2015」に反映をさせていきたいと考えています。

 以上でございます。

2.質疑応答

(問)日本テレビの谷口と申します。よろしくお願いします。
 昨日なんですけども、沖縄の翁長知事が、辺野古の新基地移設に向けた準備作業の一部 を停止するよう指示したということなんですけども、まず、これの受け止めをお願いいたします。
(答)防衛省の方になりますので、報道は読ませていただきましたが、詳しい事情は承知をしていません。防衛省の方でおそらく対応していくのだろうと思います。
(問)読売新聞の寺口と申します。よろしくお願いします。
 この知的財産のタスクフォースの件ですけども、審議を集中的にやるということなんですけど、開催の頻度など、どういうスケジュールでと考えていらっしゃいますでしょうか。
(答)4月までにそれぞれ三、四回は開催をしないと間に合いませんので、「知的財産推進計画2015」に載せていきたいと思っていますので、そういう感じのペースで進めていきます。

(以上)