石破内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年1月6日

(平成27年1月6日(火) 11:21~11:25  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨

 改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2.質疑応答

(問)よろしくお願いいたします。
 今年は「地方版総合戦略」も動き始めるということですが、年頭に当たりその意気込みをお聞かせください。
(答)昨年、極めて厳しいスケジュールの中において、国の「総合戦略」というものを決定しました。それについては、地方六団体から「真に評価」という誠にありがたいお話をいただいておりますが、今までと全く違う検証というシステムを入れる、そしてみんなが参加してつくる、ということを今度の「地方版総合戦略」において、お願いをしているところです。
 昨日の仕事始めにおいても、多くの自治体で地方創生、総合戦略について触れられていました。それぞれの地域のことはそれぞれの地域でやり、国はそれを全面的に応援するという形で、地方と国との新しい関係をつくっていく、そういうような意気込みで臨んでおります。
(問)大臣、今年は一政治家としてどんな一年にしていこうと思いますか。
(答)最初の問いにもお答えをしましたが、地方創生とはすなわち日本創生なのだと仕事始めで申し上げましたが、個人もあるいは自治体も日本国も自立をしていく、そこへ向けた大きな歩みを刻む年にしたいなと思っていますし、それは私個人においても同様であります。
(問)戦後70年です。大臣の年頭に当たってのお考えはありますでしょうか。
(答)昭和20年にこの世に生を受けられた方も70歳におなりになるということです。これは私がずっと前から申し上げていることですが、例えば憲法改正というものを、私はバリバリの憲法改正論者ですが、先の戦争のことが記憶に残っておられる方々がこの世におられるうちに、そのような国の大きな転換というものを行うことも、あるいは全く先の大戦というものを知らない者たちだけでそれをやってはいけないという自戒の念を強く持って、自分が生粋の憲法改正論者であるがゆえに、あの大戦のことをできる限り学んできたつもりだし、これからも学ばなければいけないと思っておりますが、それを実際に体験された方々のお気持ちというものをちゃんと聞いた上で、憲法改正に向かう、そういう国の大きな変革に取り組まなければいけないと思います。

(以上)