有村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年8月14日

(平成27年8月14日(金) 17:27~17:32  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 1点、私の方から御報告をさせていただきます。行政改革担当大臣としてです。
 閣議前に開催されました「第3回新国立競技場整備計画再検討のための関係閣僚会議」について、御報告いたします。
 本日の会議には、私自身も行政改革担当大臣として出席いたしまして、新しい整備計画に関する基本的考え方の取りまとめなどが行われました。行革担当としては、透明性、効率性等の行革の観点を踏まえて、しっかりと新整備計画の検討を進めていただきたい旨、発言いたしました。これを受けて、遠藤大臣からも、「その行革の視点を活かして、関係閣僚と価値観を共有していく。」というコメントをいただきました。
 詳細については、行政改革推進本部事務局にお問い合わせをいただきたいと思います。
 冒頭の発言は以上です。

2.質疑応答

(問)大臣、早速なのですが、談話についてちょっとお伺いをいたします。端的に質問させていただきます。談話の中に、「侵略」、「お詫び」という文字は入ったのでしょうか。
(答)今日午後6時から総理が御発言、記者会見がおありになると思いますので、そのときにお聞きいただきたいと思います。
(問)細かな部分は結構ですが、次の会見が7時を越してしまうものですから、談話全体として大臣はどう評価をされますでしょうか。
(答)安倍内閣の一員として賛同させていただくという方向ではないでしょうか。
(問)すると、このタイミングに談話を出すということについての評価はいかがでしょうか。
(答)談話が出されてからコメントをさせていただきます。
(問)閣議、予定時刻より10分ほど長引いていましたけれども、総理の方から、閣議で談話が読み上げられたという理解でよろしいでしょうか。
(答)その辺も含めて6時以降に御報告があるのではないでしょうか。
(問)朝日新聞です。
 大前提ではあるのですけれども、今日、閣議決定を談話の方はされたということでよろしいのでしょうか。
(答)それを受けての6時からの総理の記者会見と理解をいたしております。
(問)では、靖国なのですが、もう既に記者会見でほかの社の記者から、靖国に行かれるのかどうかという質問が出て、大臣御自身は心の問題であるというお答えをされているわけですが、ちょっと違う観点から私お伺いをしたい。
(答)ごめんなさい、私が心の問題という発言をしたことはないです。
(問)心の問題というのは、お答えをされるに当たって、靖国参拝について。
(答)そのラインのコメントをしたことはありません。安倍内閣の一員として的確に判断をいたしてまいります。
(問)ちょっと違う観点からお伺いしたいのですが、私、大臣の常日頃の歴史観というのを実は、おこがましいですが、評価をさせていただいている一人なのですが、そういう大臣が、今日明日行く行かないの問題ではなくて、この時期に靖国参拝をされる方は多いわけですけれども、大臣の歴史観からして、この時期に参拝をされるというときに、仮に判断に立ったときにですよ、15日に参拝をするということに、やはり大臣の歴史観からすると意味があるのか、別に15日にこだわらずに行かれるということでもそれは意味のあることなのか。要するに、今年の話ではなくて、大臣の歴史観という意味でお伺いをしたいのですが。
(答)歴史観になるかどうかはわかりませんけれども、議会人になってからも8月15日の参拝は大事なこととしてお参りをしてきました。経緯は皆様御存じのとおりです。
(問)毎日新聞の山田ですけれども、この終戦の日の15日前後に参拝する予定というのは現在あるのでしょうか。
(答)安倍内閣の一員として的確に判断をしてまいります。
(問)ここ数日中に既に参拝されたということはないでしょうか。
(答)皆様が見ていらっしゃるとおりじゃないでしょうか。
(問)違う話で、行革の担当大臣として、今回の新国立競技場の件についてどのような御所感をお持ちですか。
(答)総理がおっしゃるように、やはり国民、アスリート、また世界の方々と感動を共有する、祝福される2020年のオリンピック・パラリンピックになっていただきたい。そのためにもしっかりと効率的、効果的、透明性の高いものにしていただきたいという思いを行革担当大臣としても強く持っております。その時期、時期にしっかり連携をしていきたいと思っております。

(以上)