有村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年7月17日

(平成27年7月17日(金) 9:53~9:58  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 皆様、おはようございます。
 男女共同参画、女性活躍担当大臣として報告をいたします。
 女性の活躍を推進するためには、社会の課題解決を主導する女性の層を厚くしていくことも重要だと考えています。特に理工系の女性人材の育成は大きなテーマでありまして、6月に決定した「女性活躍加速のための重点方針2015」においても、柱の一つとして位置付けたところです。この度、その具体的な取組の第1弾として、内閣府と経団連が連携し、女子学生等の理工系進路の選択を支援するため、職場見学・仕事体験等のイベントや、女子中高生・保護者向けのシンポジウムを実施することになりました。これらについて、本日1時半から経団連会館において、古賀経団連副会長と私が共同記者会見を行います。ぜひ皆様にも、御関心がありましたら、取材いただきたいと考えます。
 詳細は、男女共同参画局までお問い合わせをいただきたいと思います。
 私の方からの冒頭の御報告は以上です。

2.質疑応答

(問)時事通信社の中山と申します。よろしくお願いします。
 昨日、安保法案が衆院を通過しました。大臣の受け止めをお願いします。
(答)100時間を優に超える審議が衆議院でなされたということで、国の存立を全うして、国民の平和な暮らしを守り抜くために必要な法案だと認識しております。引き続き参議院での審議が控えておりますので、より多くの国民の皆さんの御理解を得て成立するよう、内閣の一員として努力をしてまいりたいと思います。
 もとより、戦争をせず、戦争に巻き込まれない、そのための抑止力を高めるということで、日本以外の国々や一定の組織から日本を安全保障上揺すぶらせることは自国にとってマイナスだということで、それを思いとどまらせる力が抑止力でございますから、抑止力を高めるという意味では、私も安倍内閣の一員として推移をしっかりと見守っていきたいですし、国民の理解が深まるように願っております。
(問)日経新聞の甲原です。
 お願いします。2020年の東京オリンピックに関連して、新国立競技場の建設について伺います。政府の方では見直しを進めるというような報道も出ておりますけれども、行革を担われる大臣としてもコメントをいただければと思います。
(答)以前の記者会見においても御指摘をいただいていた新国立競技場のことでございます。当然、行革担当としても、固唾をのんで経緯を見ている次第でございます。様々な国民的な御意見を聞かれた上で、今後も文部科学省を始めとして様々な工夫を検討されるものと承知しておりまして、関係者、関係団体による調整を注視していきたいと思っております。
 なお、今日も大事な会議があると承知しておりますけれども、具体的な内容は、直接まだ明らかになっておりませんので、私も承知しておりませんので、引き続き経緯を注視してまいりたいと思います。
(問)おはようございます。フジテレビ、和田です。
 今日の午後の記者会見、大臣が経団連のようなところで会見って、割と珍しいと思うのですが。細かいことで恐縮なのですが、主催は、これはお役所になるのでしょうか。それとも、共催みたいなことになるのでしょうか。
(答)基本的には、内閣府の男女共同参画局と経団連がジョイントでということでございますが、そもそもここではなく経団連の会館で、経団連さんがお考えになられる主体性もかなりあると思っていただいて結構かと思います。
(問)(フジテレビ・和田記者)これ、ある程度、何か今日だけではなくて、イベントを含めて期間、何日間かかけてやるものなのですか。それとも今日だけ、イベントとしては。
(答)今日が第1弾のキックオフと思っていただいてよろしいかと思います。

(以上)