有村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年4月24日

(平成27年4月24日(金) 8:48~8:52  於:合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 皆様、おはようございます。私の方から冒頭申し上げることは特段ございませんので、御質問があればお受けさせていただきます。

2.質疑応答

(問)日経新聞の甲原と申します。おはようございます。
 昨日、衆議院の議運(議院運営委員会)の、公文書館について小委員会(新たな国立公文書館建設について協議する小委員会)が開かれ、初会合が開きまして、4箇所視察されたということで、国会前の庭園が有力なのじゃないかという意見も出たようですけれども、御所見と見通しについてお尋ねいたします。
(答)国立公文書館関連の御質問をいただきました。JFK展が5月10日まで開催されておりますけれども、そのこともあり、国立公文書館の存在、また国民に対する貢献の有りよう、公文書館の価値をどのように国民に還元していくか等、様々な観点から関心が高まっていることは非常に有り難いことだと思っております。
 与野党の域を超えた超党派でも活発に議論をしていただいており、官邸で、総理に対する要望書の手渡しもあった中で、今回、衆議院のプロパティということで、衆議院の髙木小委員長の下、議運の先生方が視察をされたこと自体、大変有り難いことだと思っております。
 そもそものロケーションに関しては、髙木小委員長の下でこれからも深い議論がなされると理解をしておりますけれども、しっかりと公文書館のあり方、またその進め方に関して、行政また担当大臣としてできることは心して、これからも議論なり、言動、発信を続けていきたいと思っております。
 おおむね、この動きに関しては大変有り難いと思っております。
(問)(日経新聞・甲原記者)現状として、土地について大臣から御覧になってどういう点が重視されるべきだとか、そういう見方があれば教えてください。
(答)複数の選択肢が今挙げられていると理解をいたしております。ただ、小委員会も設けられているところでございますし、どのような価値を発信するかということ自体が、おのずから選別をしていくことの第一歩になりますので、担当大臣としては、そこはまずは議運の動きを尊重して、経過をありがたく見守らせていただきたいと思っております。
 政府として、行政として、こちらでやらなければいけないことということは、しっかりと抜かりなく進めていきたいと思っております。

(以上)