有村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年1月30日

(平成27年1月30日(金) 8:32~8:36  於:院内閣議室前)

1.発言要旨

 皆様、おはようございます。雪の朝になりましたね。

 今日は、私の方から特段御報告することはございません。御質問がありましたら、心してお受けいたします。

 以上です。

2.質疑応答

(問)フジテレビ、和田ですが、おはようございます。
 農協改革なのですが、自民党内の慎重論あるいは全中の反対、これどういう手順でどの程度の時間をかけて収めていったらよろしいと思われるでしょうか。
(答)基本的に所管ということもありますから、私は規制改革の担当として発言あるいは言動をしていかなければならないと理解をしております。法案をお出しになる農水省において、どうやって意見の収斂(しゅうれん)をして、意思決定をされるかということを、西川農林水産大臣を中心に与党、自民党、公明党でまとめていく動きの中で、私は規制改革の領域において、私どもが出させていただいた提言の本旨が最大限尊重されるように実現していただきたいということで、昨日、議論のさなかでございますけれども、農林水産省の皆川事務次官を内閣府にお呼びいたしました。
 規制改革担当としての思いを率直にお話させていただきました。規制改革という分野で、その当時よかれと思った規制が時代を経て、変遷を経て、本当にそれが時代に合ったものかどうか、国民生活、経済の成長に寄与するものかどうか、そして、今回の改革がそもそも農業者の実利、実益、福利の向上に沿うものかどうか、それを狙いとしているものが対立構造の中ではなく、改革の先にどういう果実があるのかというビジョンも共有していただいて、丁寧に価値の共有をしていただきたい、ということを、引き続きのエールも含めてお話ししたところです。
 皆川事務次官からは、私の発言をしっかりと西川大臣にお伝えいたします、省内においても共有いたしますという旨の返答もいただきました。いよいよ大事な時期に差しかかっていると思いますので、それぞれの意見、拠って立つところの御心配や御懸念、あるいは積極的な発言も含めて、それぞれ敬意を持ってお話がまとめられるものと御期待申し上げております。
(問)(フジテレビ・和田記者)大臣御自身は、この後は国会の答弁で答えていくということ以外に何かされる御予定はございますか。理解を求めるという意味で。
(答)それは今後の進展を見ながら考えるところでございます。当然国会で御質問があれば、規制改革の領域において、答弁に立たせていただきます。

(以上)