大涌谷周辺(箱根山)の火山活動の高まりに伴う関係省庁災害警戒会議(第2回)

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関係省庁災害警戒会議で挨拶する山谷大臣

 平成27年7月1日(水)16:30、山谷防災担当大臣出席のもと、災害対策本部会議室において「大涌谷周辺(箱根山)の火山活動の高まりに伴う関係省庁災害警戒会議(第2回)」が開催されました。
 
 会議では、火山の活動状況及び避難等の地元の取組状況の情報を共有するとともに、今後の対応方針について確認しました。
  
 山谷大臣は、会議の開催に当たり「昨日の噴火警戒レベル3の引き上げ後、関係機関の皆様の迅速な対応によりまして、当日中に立入規制区域内の避難を完了することができました。災害対応をしていただいている関係機関の皆様に心より感謝いたします。 箱根町、神奈川県を中心に、噴火警戒レベルが引き上げられた際の避難の呼びかけなどの対応について事前の準備をしていたということが、大きな混乱もなく適格な避難につながったと考えています。 本日の会議では、地元の取組状況、当面の課題、対応方針を共有して、関係機関の取組を確認したいと思っています。
 引き続き、住民の安全確保に万全を期す必要がありますが、火山観測の確実な実施、正確・迅速な情報提供、立入規制の影響を受ける皆様、企業等への対応、観光面での風評被害対策が、当面の大きな課題であります。各省庁が連携して対応するようお願いいたします。
 なお、小涌谷、芦ノ湖周辺など主要な観光地は、今回の規制範囲の範囲外であります。現在は、箱根登山ケーブルカーも通常運行しております。国民の皆様には、政府、自治体からの情報に注視しつつ、冷静に対応していただきたくお願い申し上げます。」旨、関係省庁等からの会議出席者に対して挨拶を行いました。