口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議(第4回)

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口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議(第4回)で挨拶する山谷防災大臣

 平成27年6月1日(月)17:00、山谷防災担当大臣出席のもと、災害対策本部会議室において「口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議」(第4回)が開催されました。

 会議では、鹿児島県、屋久島町とテレビ会議を行うとともに、今後の火山活動の見通し、各省庁の対応状況について議論されました。

 山谷大臣は、「関係機関の皆様の迅速な対応により住民全ての避難を完了しておりますが、今後は、身体一つで緊急避難せざるを得なかった島民の生活支援が大きな課題となっております。
 本日午前、島民の切実な要望に応えまして、屋久島町長がご判断され、消防団員が島民代表として各住宅の戸締り、電源確認など防火・防犯対策のための一時入島を行っております。
 政府としましても、気象庁、火山専門家による助言を行うとともに、緊急時の避難のため、自衛隊、警察、国土交通省のヘリ、海上保安庁巡視船を配備するなど安全の確保に万全を期し、最大限の支援を行っております。災害対応をしていただいている関係機関の皆様に心より敬意を表します。
 火山活動については、長期化も懸念されております。本日の会議では火山活動状況等の情報を共有させていただくとともに、関係機関の今後の取り組みについて確認させていただきたいと思います。
 引き続き、被災された方々が、一日も早く日常の生活を取り戻されるように、政府全体として総力を挙げて取り組んでいただくようお願いいたします。」旨、関係省庁等からの会議出席者に対して挨拶を行いました。

【関連リンク】
口永良部島の噴火状況等について(防災情報のページ)