口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議(第3回)

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口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議(第3回) で挨拶する山谷防災大臣

 平成27年5月30日(土)17:00、山谷防災担当大臣出席のもと、災害対策本部会議室において「口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議」(第3回)が開催されました。

 会議では、鹿児島県、屋久島町とテレビ会議を行うとともに、赤澤内閣府副大臣からの政府調査団の調査報告を受けた後、今後の火山活動の見通し、各省庁の対応状況について議論されました。

 山谷大臣は、会議の開催に当たり「昨日の噴火発生後、関係機関の皆様の迅速な対応により噴火時に島内におられた住民全ての避難を完了し、安否についてもスムーズに確認することができました。災害対応をしていただきました関係機関の皆様に心より敬意を表します。
 昨年8月の噴火を踏まえまして、鹿児島県と屋久島町を中心に関係機関が連携し、観測体制の強化や避難計画の作成など万全な準備をおこなっていたこと、また、23日の震度3の地震のあとも住民の皆様への説明会を開催するなど今後の対策について確認していたことが、大噴火にも関わらず、迅速で冷静な避難につながったと考えております。備えあれば憂いなしという言葉を本当に感じているところであります。
 赤澤副大臣には、政府調査団として現地調査や知事、町長との意見交換を行い、連携を図るとともに、ご要望を伺っていただきました。先ほど、赤澤副大臣とともに、総理、官房長官に調査概要を報告しておりますので、この会議でも共有いたしまして、今後の取り組みを確認したいと思います。
 火山活動については、長期化も懸念されております。監視体制の強化、避難所等に避難されている住民の生活支援について、政府として、万全の体制で対応していただくようにお願いします。
 また、風評被害についてですが、屋久島本島や沖永良部島にも噴火の問い合わせが来ているようですが、今回の噴火とは関係ございません。」旨、関係省庁等からの会議出席者に対して挨拶を行いました。

【関連リンク】
口永良部島の噴火状況等について(防災情報のページ)