山谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年4月24日

(平成27年4月24日(金) 8:35~8:41  於:中央合同庁舎8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 拉致問題関係でありますけれども、26日、日比谷公会堂で開催される家族会(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会)、救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)、拉致議連(北朝鮮に拉致された日本人を 早期に救出するために行動する議員連盟)、知事の会(北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会)、地方議連(拉致問題地方議会全国協議会)主催の「国民大集会」に、私も出席をいたしまして御挨拶させていただきます。
 「国民大集会」は、拉致問題の早期解決を求めるために、拉致被害者御家族の皆様はもちろん、日本国民のオールジャパンの決意を示す重要な行事であります。ぜひ、たくさんの方々にお越しいただきたいと思います。
 以上です。

2.質疑応答

(問)朝日新聞の久木です。
 大臣、昨日、靖国神社のほうに参拝されました。中国外務省のほうは「歴史に対する間違った態度を表すもので断固反対する」という反発を示しております。日中首脳会談も行われるなど両国関係は改善に向かう中、またこういった反発が生まれているわけですけれども、そういった外交上の影響についてはどのようにお考えでしょうか。
(答)国のために戦い、尊い命を捧げられた御英霊に感謝の誠を捧げてまいりました。平和国家建設を誓ってまいりました。外交問題はないと考えております。
(問)NHKの川田です。
 すみません、二点お伺いしたいんですけれども、一点は、ドローン関係なんですが、一昨日、イギリス大使館の敷地内に、東京MXテレビのドローンが飛んで、それが落下していたという事案があったんですけれども、それについて放送局の行ったドローンが大使館内に落ちたという事案についてどのように受け止めていらっしゃるかということと、あともう一点は拉致問題、集会に御出席されますけれども、大臣、来月でちょうど(日朝)ストックホルム合意から1年を前にしていますけれども、御家族の方々もいらっしゃる中で、大臣、出席されてどのようなことをおっしゃられるかということをお伺いできたらと思います。
(答)まず、拉致問題関係でありますけれども、北朝鮮からいまだ報告が来ないという中で、一日も早く解決、救出しなければなりません。その決意を私は述べさせていただき、そしてオールジャパンで解決に向けて進んでいくという気持ち、力を強めていきたいと思っております。
 英国大使館にMXテレビの小型無人機が落ちたという、これは事故だと聞いておりますけれども、本日午後に関係府省庁連絡会議が開かれまして、小型無人機に関するルールの策定、活用の在り方、関係法令の見直しなどについて、関係行政機関相互、緊密な連携・協力を確保し、有益な部分もございますので、どのような効果的な活用あるいは規制の在り方があるかということをこれから検討していきたいと思っております。時間をかけずにきちんとした結論に持っていくべきことだろうと思っております。
(問)日経新聞の永井です。
 靖国参拝に関してなんですけれども、一部の報道で、大臣、もともとおとといに参拝する予定だったのが、日中首脳会談への影響を考慮した官邸からの要請によって昨日に日程をずらしたという報道がございますけれども、事実関係と、1日ずらした背景等を御説明をお願いいたします。
(答)従来から適切な時期を適切に判断したいということを申しておりまして、官邸からのそういったことはございません。

(以上)