山谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年2月27日

(平成27年2月27日(金) 8:35~8:37  於:衆議院本会議場中庭側廊下)

1.発言要旨

 お知らせが1点ございます。

 本日、公益財団法人日本国際問題研究所の主催によりまして、ホテルオークラで、海外と日本の有識者を招いた、「日本の戦後70年と積極的平和主義―アジア太平洋における法の支配を目指して―」というテーマで、シンポジウムが行われます。私も海洋政策・領土問題担当大臣として、御挨拶に伺う予定をしております。

 シンポジウムを通じまして、海洋における法の支配の確立という、我が国の立場を広く広めていきたい。またそうなることを期待しているところであります。

 また、このシンポジウムでは、リチャード・ハース米外交問題評議会会長、それからカート・キャンベル前米国務次官補等も参加されます。私も、時間があればお会いして、意見交換をしたいと考えています。

 以上です。

2.質疑応答

(問)大臣、改めて政治とカネの問題で、昨日は下村大臣、今日は環境大臣に関連して寄附の話が出ているんですけれども、政治とカネの問題で閣僚にこれだけいろいろな問題が出てきていますけれども、その説明責任を含めて、この問題についてどのようにお考えでしょうか。
(答)政治、そして政治家というのは、信頼されなければならないと考えています。
 でありますから、御本人が説明責任をしっかりと丁寧に果たしていくということが大切だと考えています。
(問)西川大臣は、辞められた後、本来ならきっちり説明して、もう少し疑惑について説明するべきだと思うんですけれども、辞めたことでなんとなく幕引きが図られているように見えるんですけれども、そういう点についてはいかがでしょうか。
(答)理事会に報告を出されて、また説明責任を果たされるのではないかと思っております。
(問)3月1日に、今度また「救う会」(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)の全国会議が開かれますけれども、家族が早く調査結果が欲しいと求めている中で、まだ北朝鮮から調査結果は寄せられていませんけれども、そのことについてどうお考えになられているかということと、政府として、北朝鮮から回答を引き出すために今何をされているのか、今後何をするのかお聞かせください。
(答)不断の情報収集を行っておりまして、分析をしているところでありますが、まだ第1回の報告が来ないということは非常に遺憾であります。御家族の皆様が御高齢であり、本当に心身ともに疲れ果てていらっしゃるということを思いますと、本当に1日も早く正直な報告を早く出せ、ということでございます。
(問)政府から、回答を求めていることはなさっているんでしょうか。
(答)常に、日本政府の立場というのは伝えて、伝わっていると思っています。
(問)関連して北朝鮮の関係ですけれども、日本テレビの中本です。
 残留日本人の80代の女性が亡くなったというような話がありますけれども、大臣その点につきまして、受け止め等はどうでしょうか。
(答)個々のことについては、答弁を控えさせていただきたいと思います。
(問)それでは、日朝交渉への影響等含めてはいかがですか。
(答)そうしたことも含めて、答弁を控えさせていただきたいと思います。

(以上)