稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年3月25日

(平成26年3月25日(火) 9:06~9:10  於:合同庁舎4号館6階620会議室)

1.発言要旨

 おはようございます。冒頭は、私からは特段ありません。

2.質疑応答

(問)日経新聞の兒玉です。きょう、規制改革会議の公開ディスカッションがありますが、この公開で討論する意義について、お願いします。
(答)前回は、医療について取り上げて、公開ディスカッションしたんですが、今回は社会福祉法人、それから労働時間法制について、公開ディスカッションします。規制改革会議で非常に詰めた議論がされていますけれども、なかなかそれを一般の国民に知っていただくという機会も少ないし、またインターネットでフルオープンすることによって、前回もカフェイン療法などは、その後、マスコミでも取り上げていただいて、非常に問題の解決につながりましたし、やはり規制改革を進めていくためには、もちろん各省との折衝とかありますけれども、なぜこの規制を撤廃しなければいけないかとか、そういうことについて、国民が理解して支持をしていただくということが非常に力になると思いますので、そういう意味で公開ディスカッションすることの意義があろうかというふうに思っています。
(問)重ねてになりますが、国民に知っていただく機会が少ないということですけれども、今回を含めて、規制改革会議の公開ディスカッションは2回目になりますが、もうちょっと公開する機会を増やしてもいいのかなと思うんですが、この2回という開催については、どうなんでしょうか。
(答)ただ、私が就任してから、ホットラインなどもつくって、国民の皆さんから意見を聞く機会というのは増やすように努めてきたつもりです。もちろん、公開ディスカッションの回数が今回で2回というのが、少ないと言えば少ないという考え方もあるでしょうけれども、なれていけば、だんだんと増やしていけるのではないかなと思っています。
(問)(NHK・森田記者)ちょっと関連で、公開ディスカッションですけれども、きょうのテーマが、イコールフッティングと、あと労働時間法制だったかと思うんですけれども、特に労働時間法制のほうは、一応、年末に、ある程度かなりまとまった意見というのを規制改革会議のほうで出されていると思うんですが、きょうのこのディスカッションの結果、ここで出てきた意見なんかは、今後に何かこう活かしていこうとか、そういうお考えはありますでしょうか。
(答)今回、年末に出した労働時間法制については、第一次安倍内閣でも非常に議論があった末、なかなか実現できなかったテーマでもありますし、労使の意見がすごく対立する場面でもありますが、それを三つの改革を一緒に議論することに、非常に意味があるというふうに思っています。
 規制改革会議の三位一体での改革ということについては、産業競争力会議でも取り上げていただいたところでありますので、そういう労使の意見が非常に対立しているというか、いろいろな立場の意見を、きょうの公開ディスカッションの中で一挙に聞いていただけることで、国民の議論というのも深まるのではないかなと、身近に感じていただけるのではないかなというふうに思っています。

(以上)