稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年3月4日

(平成26年3月4日(火) 8:43~8:49  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 皆さん、おはようございます。私からは特段ございません。

2.質疑応答

(問)毎日新聞の宮島です。
 クールジャパンの関係で、また改めて検討というか、更なる深掘りの検討の意欲を先日、御表明されていましたけれども、今現在、この会議体を含めた議論の仕方について進捗状況、こんな感じでやっていきたいよというのを、伺える範囲で伺えますでしょうか。
(答)前回から何回か質問いただいていますけれども、今回、少し深掘りという形で、地方であったりデザインであったり、あと外国人から見た日本であったり、幾つかの切り口から議論を深めていきたいと思っています。また、国内外のクールジャパンの発信イベントを、もっと発信力を高めるとか、効果的にするためのいろいろな具体的なアイデアも、そういった会議の場で議論することができればなというふうに思っています。今、民間有識者、また政府系機関の実務家、専門家などを人選中でありまして、まためどがつきましたら公表をしたいというふうに思っております。
(問)NHKの森田です。
 独立行政法人改革なんですけれども、3月にも入りましたけれども、現時点での法案提出の見通し、スケジュール等はいかがでしょうか。
(答)独法関係の法案、すごくたくさんありますし、あと、研究開発の特別法の関係もできれば一緒にやりたいということもありますし、とにかく今国会で成立をさせたいというふうに思っていて、そこから逆算をして、なるべく早くスピードを上げていきたいというふうに思っています。
(問)続けてすみません。あと、公文書管理法に関してなんですけれども、閣議の議事録作成、政府のほうで検討、かなり進んでいるみたいなんですけれども、その政府の検討状況とあと法改正の見通しをお願いします。
(答)閣議等の議事録作成・公表については、これまで様々な国会内でも議論がありましたけれども、今、政府部内で鋭意検討しているところでございます。
(問)朝日新聞の安倍ですけれども、今のに関連して、閣議の議事録を作成するということで、今日、一部報道で既にやっていますが、議事録、あと閣僚懇についても議事録を作成するという方向で検討ということでよろしいでしょうか。
(答)今日、そういう報道があったことは承知しているんですけれども、閣議、それから閣僚懇等について今、鋭意検討しているところでございます。
(問)公文書管理法の改正ということで関連して、総理が昨年秋に国会でもおっしゃっていましたけれども、公文書管理法の改正というところまでいくんでしょうか。
(答)何らかの形で方針はまた示したいということで、今検討しているところです。
(問)検討中ということですね。
(答)はい。
(問)(毎日新聞・宮島記者)もう1問だけ。ちょっと独禁法のほうの9条改正に関してですね、今、規制改革会議のほうで、いわゆる一般集中規制と呼ばれている財閥解体であるとかを目的とした法律の改正があったほうがいいんじゃないのかという議論をやっていますと。個人的にもそこの視点ってすごい大事なのかなと、日本の競争力を高めるためには、と思うので、大臣、規制改革の担当大臣でもあると同時に、そっちの担当の大臣でもいらっしゃるので、これに関してどうお考えなのか、基本的な認識を伺えますでしょうか。
(答)独禁法の9条については、今までいろいろな財閥解体的な規定については、その存在理由とかどういった場合に適用されるかとか、いろいろな議論があったかと思います。先日、規制改革会議でも公正取引委員会と経済団体とで、両者からヒアリングをしたところであります。今御指摘のとおり、公正取引委員会の担当であり、かつ規制改革の担当でもありますので、もう少し両者の意見をきちんと聞いて検討したいというふうに思っています。

(以上)