稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年12月13日

(平成25年12月13日(金) 10:09~10:13  於:合同庁舎4号館6階620会議室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 昨日の臨時閣議において、各府省に対して、平成26年度予算の編成に当たり、行政事業レビューを活用し、PDCAサイクルの徹底を図るよう改めて申し入れました。また、平成25年度補正予算についても、各府省において効果的、効率的な執行を行うとともに、来年以降の行政事業レビューの取組においてその点検、検証を適切に行っていただくよう申入れをいたしました。
 国民の皆様に御負担いただく税金が無駄な歳出や優先順位の低い施策に使われるといったことのないよう、また、より一層効果的、効率的な予算の執行が行われるよう引き続きしっかりと行政事業レビューの取組を進めてまいります。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)日経新聞の兒玉です。昨日、今年の漢字が発表されました。五輪の「輪」という字で、総理は「夢」という漢字を挙げられまして、官房長官は即断即決の「即」ということでしたけれども、稲田大臣にとって今年の漢字はずばり何でしょうか。
(答)難しい質問ですね。難しい、そうきましたかという感じですけど、そうですね、私、総理の「夢」って、総理らしいなと思ったんですね、一緒に頑張れば夢は実現するって言われたので。私はむしろ、新しい「新(しん)」という字を自分としては今年については思います。それは、やはり総裁選のときに総理が「新しい朝」ということをよく言われていたんですね。やはり今回政権も取り戻して、それで昔の自民党じゃなくて新しい自民党に生まれ変わったんだと、既得権益だとかそういうものにおもねる政治ではなくて、新しい自民党に生まれ変わったんだということを、自分がやっている、例えば規制改革であったり、行革であったり、公務員制度改革で実現したいということで1年頑張ってきたなと思いますので、そういう意味からは新しい「新」という字かなと思います。
(問)共同通信の中久木です。北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)氏に死刑が執行されたんですけれども、かつてナンバー2だった人物に対して死刑を執行するという北朝鮮の体制の在り方というか状況について大臣の受け止めをお願いします。
(答)あまりにも違い過ぎていて、例えば日本だったら、特定秘密に関してもいろいろな意見が、マスコミもそうですし、民間の人たちもそうですし、政治家もそうですし、いろいろな議論があります。そういうものはやはり民主主義を支えるものだというふうに思っているので、そこも本当に報道で知る限りですけれども、どういう裁判が行われたのかわかりませんけれども、あまりの違いにやはり唖然(あぜん)とすると同時に、そういう国であるということを常に認識をしてお付き合いをしなきゃいけないなというふうには思います。

(以上)