稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年8月15日

(平成25年8月15日(木) 10:56~11:00  於:合同庁舎4号館6階620会議室)

1.発言要旨

 8月8日に行われた人事院報告を受けて、本日第1回給与関係閣僚会議が行われましたが、その取扱いについては引き続き検討することとなりました。私も行政改革担当、公務員制度改革担当大臣として出席し、今回の人事院報告を受けた本年度の国家公務員の給与の取扱いについては、行政機能や政策効果を向上させるため、限られた人的資源をいかに効率的、効果的に活用するかという観点も踏まえて検討する必要があること。また、真の政治主導の下、公務員が使命感と行政のプロとしての誇りを胸に、国家・国民のために行動できる新しい公務員制度をつくることが急務であることから、平成21年に国会提出された法案を基本とし、国家公務員制度改革基本法の条文に即し、機動的な運用が可能な制度設計を進めることを発言いたしました。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)産経新聞社の村上です。今日は8月15日ですが、大臣、靖国神社への参拝をされますか。それとこの靖国の問題については、近隣諸国から閣僚の参拝を自粛するような不当な干渉があったりとかしているわけですけれども、それについて大臣はどのような御見解をお持ちなのかをお聞かせください。
(答)何度もこの会見でも申し上げていますが、私は自分の国のために命を捧げた方々に対して感謝と敬意、追悼の意を表することは、主権国家の国民ならば許されているというふうに考えております。その上で、8月15日、靖国参拝するかどうかについては、今まで申し上げたとおり安倍内閣の一員として適切に判断していきたいと思っております。
(問)近隣諸国、中韓から自粛を求める声も上がっていますけれども、それについてどのような御見解をお持ちでしょうか。
(答)今、申し上げたとおり主権国家の国民であるならば自分の国のために命を捧げた人々に対して感謝、そして敬意を表するということは私は許されてしかるべきだというふうに考えております。
(問)毎日新聞の宮島です。靖国に引き続いてなんですけれども、安倍内閣の一員として適切に判断というその具体的な意味として本日、参拝に行かれる御予定は今現在ありますでしょうか。大臣が会長を務められていらっしゃる伝統と創造の会は、本日に行かれるかと思うんですけれども、それと一緒に行かれる予定はありますでしょうか。お願いいたします。
(答)伝統と創造の会では毎年、主権回復をした4月28日に靖国参拝することとしております。今日、8月15日に関しては、伝統と創造の会で靖国参拝をする予定になっております。私自身については今申し上げたとおり安倍内閣の一員として適切に判断してまいりたいと思っております。

(以上)