稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年7月2日

(平成25年7月2日(火) 11:13~11:19  於:合同庁舎4号館6階620会議室)

1.発言要旨

 本日の閣僚懇談会において、6月10日から28日まで各府省で開催された行政事業レビュー公開プロセスに関連して、外部有識者から指摘された事項については、十分尊重し、事業の改善を行うこと。また、この指摘事項については横串の視点に立って、他の類似事業などの点検改善にも活用すること、の2点を各大臣に要請いたしました。また、各府省において、すべての事業の点検を厳格に行い、その結果を平成26年度予算の概算要求や予算の執行に的確に反映すること。執行実態を具体的に記載するなど、国民にわかりやすいレビューシートの作成、公表を行っていただくことについても改めて要請いたしました。
 来週にかけて、各府省においてレビューシートの中間公表が行われますが、これに併せて行政改革推進本部事務局において、行政事業レビューシートが作成されている国のすべての事業に対し、国民の皆様からの意見募集を行うこととし、本日お配りした資料のとおり(平成25年度の行政事業レビュー公開プロセス)特設ホームページを開設する予定です。いただいた御意見は各府省や行政改革推進会議による事業の点検に活用しますので、ぜひ多くの国民の皆様に直接レビューシートの点検に参加をしていただき、事業の改善に向けた御意見をいただきたいと考えております。
 ちなみに、私がつけている、行政事業レビューのレビュー君、デビュー君の缶バッチ、これは事務局においてデザイン、作成したものです。
 続きまして、車座ふるさとトークについてです。6月29日に札幌市で車座ふるさとトークを実施してきました。コンテンツでグローバルに大きく稼ぐには札幌コンテンツ特区への期待というテーマで札幌コンテンツ特区に直接、間接に関わっておられる方々にお話を伺いました。具体的には北海道庁、札幌市、札幌映像機構の関係者並びにコンテンツ事業者、フード特区関係者、食品、観光、金融関係者です。札幌コンテンツ特区の試みは、クールジャパン戦略の先行的な実施ということで、今回のトークでは大変貴重なお話を伺うことができました。特に、地方や外国人の視点に立ったクールジャパンの推進という観点が重要だと認識を新たにいたしました。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)読売新聞の田島です。
 (大臣がつけていらっしゃる)レビュー君の缶バッチはどのように活用される御予定でしょうか。
(答)缶バッチですね、まだちょっと活用までは考えてないんですが、とりあえずこのレビュー君とデビュー君を缶バッチにしたものを私や秘書官もつけておりますけれども、事務方もつけていますが、これが流行っていったらいいなと。そして、今日も官邸の会議で一人の閣僚からそれ何と聞かれて、これは行政事業レビューのデビュー君とレビュー君なんだという説明をして、みんなが興味を持ってくれたので、このバッチをつけることによってちょっと皆さんにも興味を持っていただいたらいいなと思います。
(問)フジテレビの和田でございます。今日、総理とお会いになられましたか。
(答)はい。
(問)どんなお話でございましたか。先日の公務員制度改革とか、そんなお話もあったんでしょうか。
(答)日曜日、総理の地元に長州正論懇話会が立ち上がって、そこに記念講演に行きましたので、そういう政務の報告が主だったわけでございます。
(問)公務員制度改革は特になかったですか。
(答)もちろん公務員制度改革も(先週の)金曜日に本部決定しましたので、そのスケジュール感というか、総理から指示をされた必要な機能を備えた内閣人事局設置、そしてその幹部人事一元化の規模について、それは本部決定の中にもありますけれども、それについて確認をし、早く作業を進めていくというようなお話をしました。
(問)内閣人事局の人選なんていう話は官房副長官が務めるというようなことはなかったですか。
(答)そういう話は全く今日は出ていません。
(問)本当に下世話な話で恐縮なんですが、佐田運営委員長がいわゆる女性問題で辞任されましたけれども一言、御感想ということもないのですが。
(答)ちょっと事実関係等は、私は知りませんので、コメントは差し控えたいと思います。

(以上)