稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年5月31日

(平成25年5月31日(金) 8:48~8:52  於:衆議院分館3階第15委員室前)

1.発言要旨

 おはようございます。
 冒頭、28日のクールジャパン推進会議後の会見でも申し上げましたが、第5回アフリカ開発会議について、日程の都合がつきましたので、本日のアフリカン・フェア2013のオープニングセレモニー等に出席をいたします。今回のイベントでは、クールジャパンをテーマにした企画展示もありますことから、17時からのレセプションの場で、この機会にアフリカの皆様に日本の魅力を知っていただけるようメッセージを発信したいと思っています。また、私自身のファッションで、日本のファッションの魅力を発信する予定もありますので、是非注目をしていただけたらと思います。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)朝日新聞の鈴木です。
 規制改革関係なんですけれども、薬のネット販売についてお伺いします。今日、厚労省の小委員会のほうで見解が出される予定です。1類に関しては両論併記という見解になるというふうに聞いているんですけれども、これに対する評価と、あと今後、規制改革会議の中の一つの検討項目ですけれども、最終的に大臣としては1類から3類までの全面解禁を求めていくお考えなのか、大臣の御見解をお願いします。
(答)様々な報道もなされております。規制改革会議としては、最高裁の指摘を踏まえて3月8日に出した見解において、早急にインターネット等で全ての一般用医薬品の販売を可能とすること。その際、それぞれの販売形態の特性や業界の自主的なガイドラインも含め、安全性を適切に確保する仕組みを設けること、これらの制度的枠組みを遅くとも半年以内に設けることを政府に対して強く求めております。
 私はやはり最高裁の判決というのは非常に重いものであって、また、本件について規制改革会議は、会議の本会議で緊急性、重要性の高い最優先案件として取り組んでおります。今御指摘のように、厚労省において検討会が開催されて、今月中にも一定の方向性が示されるというふうに聞いておりますけれども、私は強く最高裁の判決に従って規制改革会議において出した見解に沿って結論が出されることを強く期待しています。
(問)全面解禁すべきだと大臣はお考えですか。
(答)そうですね、ある一定のインターネットの特性を踏まえた何らかのガイドライン的なものというものは必要かもわかりませんが、インターネットだから危険だというような前提に立った規制というのは最高裁の指摘を踏まえてやめていただきたいというふうに思っております。
(問)読売新聞の田島です。
 そのTICAD(アフリカ開発会議)の大臣のファッションというのはどういったものか。
(答)注目でしょうか。
(問)是非お聞きしたいんですけれども。
(答)一つは、私、福井出身でもありますので、福井のヴィンテージサテンという生地を使っておりまして、福井の若手の女性のデザイナーにデザインをしてもらって、前に言ったかと思いますが、ゴスロリって伝統と創造の十二単の上に創造を重ねたものが日本発のゴスロリであるということを知りましたので、見苦しくない程度のゴスロリのテイストを私なりに加味したつもりでございまして、ちょっと不思議の国のアリスのイメージをしております。ちょっと恥ずかしいんですが。どうぞ、批判されてもいいんですけど、こういったものを一応発信をしたいと思っています。

(以上)